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Vimチートシート

2026-08-03 公開 ・ 更新: 2026-08-23

Vim/Neovimでよく使うキー操作・コマンドを目的別にまとめた一覧です。うろ覚えのコマンドを思い出したいとき、このページをブックマークしてCtrl-Fで検索するのが一番早いです。各項目には、背景や具体例まで踏み込んだ詳細記事へのリンクを付けています。まだVimを触り始めたばかりの人は、先に最低限の使い方標準チュートリアルから始めると分かりやすいです。

検証環境:macOS + Vim 9.1.1752。表に載せたキーとコマンドは、この環境の:helpと実際の動作で確認しています。Neovim固有のものには一覧の中でその旨を添えています。

目次(15項目)

モード切替

キー動作
i / a挿入モードへ(カーソル位置の前/後)
I / A行頭/行末から挿入モードへ
Esc / Ctrl-[ノーマルモードへ戻る(詳細
v / V / Ctrl-vビジュアル/行/矩形選択モード
R置換モード
:コマンドラインモード
-R / view読み取り専用で開く(詳細

カーソル移動

キー動作
h j k l左・下・上・右(矢印キーとの比較
w b e ge単語単位の移動(記号も区切りにする)
W B E gE単語単位の移動(空白のみ区切り、詳細
f{c} F{c} t{c} T{c}行内の文字検索移動
; ,直前のf/t系移動を繰り返す(詳細
0 ^ $行頭・最初の非空白文字・行末(詳細

画面移動・ジャンプ

キー動作
gg G {n}Gファイル先頭・末尾・n行目へ
Ctrl-f Ctrl-b1画面下/上へスクロール
Ctrl-d Ctrl-u半画面下/上へスクロール(詳細
%対応する括弧へジャンプ
m{a} '{a}マークを設定・そのマークへ移動(詳細
gd gD変数の宣言位置へジャンプ(詳細
gfカーソル下のパスをそのまま開く(詳細

削除・変更・コピー

キー動作
x Xカーソル位置/前の1文字を削除
dd D行削除/カーソルから行末まで削除
dw cw単語削除・変更(モーション基準)
ciw単語全体を変更(カーソル位置に依存しない、cwとciwの違い / cwとdwの違い
yy yw行・単語をヤンク(コピー)
p Pカーソルの後/前に貼り付け
s1文字を変更(実質cl詳細
.直前の変更を繰り返す(詳細
u Ctrl-rアンドゥ・リドゥ(詳細
>> <<インデントを増減(詳細
gU gu ~大文字・小文字変換(詳細 / u/Uの二重の意味
キー/コマンド動作
/{pattern} ?{pattern}前方・後方検索(詳細
n N次・前の一致へ移動
* #カーソル下の単語を前方・後方検索(詳細
:noh検索ハイライトを一時解除(詳細
cgn直前の検索結果を変更対象にする(詳細
c/ d/ y/検索モーションと組み合わせて変更・削除・ヤンク(詳細
Ctrl-r Ctrl-w検索コマンドラインでカーソル下の単語を補完(詳細

置換

コマンド動作
:s/old/new/現在行の最初の一致を置換
:%s/old/new/gファイル全体を一括置換(活用集
:%s/old/new/gc1件ずつ確認しながら置換
\{-}最短マッチの正規表現(詳細
:sort :sort u行を並べ替える/並べ替えて重複を消す(詳細
:uniq並べ替えずに、隣り合った重複だけを消す(詳細

ウインドウ

キー/コマンド動作
:split :vsplit水平・垂直分割(詳細
Ctrl-w + hjklウインドウ間を移動(詳細
Ctrl-w r/x/K/J/H/L入れ替え・レイアウト変更(詳細
Ctrl-w +/-/</>/=サイズ変更(詳細
Ctrl-w o他のウインドウを全部閉じる(詳細
:closeウインドウを閉じる(4つの閉じ方の違い

タブ・バッファ

コマンド動作
:tabnew :tabnext :tabcloseタブの作成・切替・終了(詳細
:lsバッファ一覧を表示(記号の読み方
:bnext :bprev :b{n}バッファを切り替える
:windo :bufdo :tabdo開いている全体に一括でコマンド実行(詳細
-バッファ・ウインドウ・タブの違い(詳細

レジスタ・マクロ

キー/コマンド動作
"a + p / Ctrl-r a名前付きレジスタの貼り付け(ノーマル/インサート、全種類一覧
"0直近のヤンク専用レジスタ(削除の影響を受けない)
"_ddブラックホールレジスタで他のレジスタを汚さず削除
q{a} ... q / @aマクロの記録・実行(詳細

ファイル操作

コマンド動作
:w :q :wq :q!保存・終了・保存して終了・強制終了
:e!外部で変更されたファイルを再読込(詳細
:r {file}別ファイルの内容をカーソル位置に挿入(詳細
Ctrl-x Ctrl-fインサートモードでファイルパスを補完(詳細
:oldfiles最近開いたファイルの履歴を表示(詳細

折りたたみ

キー動作
zf{motion}指定範囲を折りたたむ(詳細
zo zc za折りたたみを開く・閉じる・トグル(詳細
zj zk次・前の折りたたみへ移動(詳細

設定・ヘルプ

コマンド動作
:help {topic}ヘルプを引く(効率的な検索方法
:set {option}オプションを設定(現在値の確認方法
:map :verbose mapキーマッピングの一覧・定義元を確認(詳細
<Leader>独自キーマッピング用の起点キー(詳細

覚える順番を決める

一覧を上から順に覚えようとすると、まず続きません。編集で困っている場面から逆に引くのが実用的です。移動に時間がかかっていると感じるなら「カーソル移動」と「画面移動・ジャンプ」、消して打ち直す手数が多いと感じるなら「削除・変更・コピー」から見てください。

目安として、1日に1つか2つだけ選んで、その日の作業の中で意識して使います。使う場面が来なかったキーは、そもそも自分の作業では出番が無いということなので、覚えなくて構いません。

手元のVimで引く方法

この一覧に載っていないキーを調べたくなったら、Vimに同梱されているヘルプが最も確実です。モードごとに項目が分かれているので、接頭辞を付けて引きます。

:help i_CTRL-R     " 挿入モードの Ctrl-r
:help v_o          " ビジュアルモードの o
:help :s           " Exコマンドの :s
:help 'shiftwidth' " オプションはクォートで囲む

キーそのものを忘れて機能だけ覚えている場合は、:helpgrep でヘルプ全体の本文を検索できます。引き方の詳しい説明はヘルプの使い方にまとめています。

手を動かして覚えるなら

一覧を眺めるだけでは指が動くようになりません。ブラウザ上で動くVim道場を用意しているので、章ごとに実際にキーを打ちながら確かめられます。インストールもログインも要りません。

手元のVimで練習したい場合は、同梱のチュートリアルから始める方法もあります。vimtutor ja と打てば日本語版が開き、壊しても構わないコピーの上で演習できます。

次に読むなら

Vim標準の演習で手を動かして定着させたいならvimtutor/:Tutor、なぜVimを選ぶのかを整理したいならなぜVimmerはVimを使い続けるのか、実際に予測しながら練習したいならオペレータ+モーション練習ドリルも参照してください。

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