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Vimでウインドウを分割する方法(:split / :vsplit / :new / :vnew)

2019-12-18 公開 ・ 更新: 2026-08-05

ウインドウ分割の方法は複数あり、「今のファイルを分割するのか、新しいバッファを開くのか」「水平分割か垂直分割か」の2軸で整理すると覚えやすくなります。

目次(9項目)
キーこれだけ覚える
Ctrl-w s今のファイルを上下分割
Ctrl-w v今のファイルを左右分割
Ctrl-w n新規バッファを上下分割で開く
:vnew新規バッファを左右分割で開く(キーバインドなし)

用語の整理:水平分割と垂直分割

まず混同しやすい用語を確認しておきます。水平分割(split)は画面を上下に分ける分割、垂直分割(vsplit)は画面を左右に分ける分割を指します。コマンド名のvは「vertical(垂直)」の頭文字で、「virtual」の略ではありません。日本語の「水平」「垂直」という言葉と、実際の分割線の向きが直感と逆に感じられることがあるので、最初は混乱しやすいポイントとして意識しておくと安心です。

1. カレントウインドウを水平(上下)分割する

Ctrl-w s
Ctrl-w Ctrl-s
:split
:sp
BEFORE
┌─ file.txt ────────┐
│                    │
│                    │
└────────────────────┘
Ctrl-w s
AFTER
┌─ file.txt ────────┐
│                    │
├────────────────────┤
│ file.txt           │
└────────────────────┘

2. カレントウインドウを垂直(左右)分割する

Ctrl-w v
Ctrl-w Ctrl-v
:vsplit
:vsp

左右に分かれた2つのウインドウに同じ内容が表示されます。ワイド画面のモニタでは、こちらのほうが1行あたりの表示幅を確保しやすくなります。

要点:splitは上下、:vsplitは左右です。vの意味は「vertical」であって「virtual」ではありません。

3. 新しい空のバッファを水平分割で開く

Ctrl-w n
Ctrl-w Ctrl-n
:new

既存のファイルを分割するのではなく、空の新規バッファを上下分割で開きます。メモ書きや一時的な作業スペースが欲しいときに使えます。

4. 新しい空のバッファを垂直分割で開く

:vnew
:vne

同じく空の新規バッファを、今度は左右分割で開きます。こちらはキーバインドがなく、コマンドのみで実行します。

既存ファイルを分割新規バッファを開く
水平(上下):split:new
垂直(左右):vsplit:vnew

ファイルを指定して開く

いずれのコマンドも、末尾にファイル名を指定すればそのファイルを分割先で開けます。

:split ~/notes/todo.md
:vsplit config.lua

分割したウインドウを閉じる

分割したウインドウを閉じる方法は複数あり、Vimごと終了するか分割だけ解消するかで挙動が変わります。詳しくはウインドウを閉じる4つの方法の記事にまとめています。ウインドウ間の移動はこちらの記事、位置の入れ替えはこちらの記事を参照してください。

使ってみて

最初は:splitと:vsplitの上下左右がどちらか毎回迷っていましたが、「vはvertical=左右」と覚えてからは迷わなくなりました。ワイドモニタで作業するときはvsplitで左右に並べ、ノートPCの狭い画面ではsplitで上下に分けるというように、画面比率に応じて使い分けています。

まとめ

ウインドウ分割は「今のファイルを分けるか、新規バッファを開くか」と「水平か垂直か」の2軸で4通りです。vが付くコマンドは垂直(左右)分割という点だけ押さえておけば、迷わず使い分けられます。

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