Vimをオンラインで学べるサイト・学習ゲームまとめ
標準のvimtutorで基本操作は身につきますが、もっと反復練習したい、ゲーム感覚で続けたいという人向けに、ブラウザだけで練習できるサイトをいくつか紹介します。
目次(9項目)
日本語で手を動かして覚える:Vim道場
当サイトで公開している練習ページです。Vim道場ではブラウザ上に簡易的なVimエディタを用意していて、レッスンを順に解きながらキー操作を覚えられます。インストールもログインも不要で、進み具合はブラウザに保存されるので、途中で閉じても続きから再開できます。
ここで挙げた他のサイトとの違いは、解説がすべて日本語であることと、モーションが範囲の末尾を含むかどうか(inclusive / exclusive)や行単位・文字単位の区別といった、覚え違いのもとになる部分を本物のVimに合わせてあることです。カーソル移動から始まって、ciw のようなテキストオブジェクト、. による繰り返し、:%s での置換まで扱います。
矢印キーは意図的に無効にしてあり、押すと h j k l を促す表示が出ます。問題ごとにその回で使うキーだけを受け付けるので、覚えたてのうちに関係ないキーで手が止まることもありません。
ブラウザで動作を確認しながら学ぶ:OpenVim
https://www.openvim.com/
ソフトウェアキーボードで実際の操作を確認しながら進められる、オープンソースの学習サイトです。インストール不要でその場で試せる手軽さが魅力です。内容自体はそれほど多くありませんが、vimtutorの補完として最初の練習に向いています。
キーストローク数を競うゲーム:VimGolf
https://www.vimgolf.com/
「お題の編集を、最小のキーストローク数で達成する」ことを競うサイトです。ゴルフのスコアのように、少なければ少ないほど評価が高くなります。他のユーザーが投稿した解答も見られるため、「そんな方法があったのか」という発見が多く、単なる練習を超えた実戦的なテクニックの引き出しが増えます。無料で参加できます。
ゲーム感覚で操作を覚える:VIM Adventures
https://vim-adventures.com/
「ゼルダの伝説」のような見た目のアドベンチャーゲームを進めながら、Vimのキー操作を自然に覚えられるサイトです。無料でもある程度の範囲までプレイでき、moveやhjklのような基本操作をゲームのステージとして体感的に習得できます。最後まで進めたい場合は有料になります。英語のみの提供です。
動画で体系的に学びたい場合
手を動かす練習系のサイトだけでなく、動画で順を追って解説してもらいたい場合は、国内の動画学習プラットフォーム(ドットインストール、paizaラーニングなど)でもVim入門講座が提供されています。無料で見られる範囲や課金体系はサービスごとに変わるため、利用前に最新の提供状況を確認しておくとよいでしょう。実際の環境を操作しながら進められる講座も多く、手元に何もインストールしていない状態からでも試しやすくなっています。
継続して練習するコツ
これらのサイトに共通するのは、1回だけでは操作が定着しにくいという点です。vimtutorと同じく、忘れた頃にもう一度触る、あるいは1日数分だけでも間を置かずに続ける、といった反復が効果的だとされています。特にVimGolfやVIM Adventuresのようなゲーム形式のサイトは、達成感が得られるぶん習慣化しやすくなります。
使い分けの目安
| 目的 | おすすめ |
|---|---|
| 日本語の解説で一通り練習したい | Vim道場(当サイト) |
| まず基本操作を試したい | OpenVim |
| ゲーム感覚で継続的に練習したい | VIM Adventures |
| 実戦的な短縮テクニックを増やしたい | VimGolf |
| 体系立てて動画で学びたい | 国内の動画学習プラットフォーム |
VimGolfは練習というより、他人の解答を読んで「そのモーションの組み合わせは思いつかなかった」と驚くための場として使っています。自分で解いた後に上位の解答を見比べると、テキストオブジェクトやレジスタの使い方に発見が多くあります。
まとめ
vimtutorだけでは物足りなくなったら、日本語で進められるVim道場かOpenVimで基礎を固め、VIM Adventuresでゲーム感覚で練習を続け、VimGolfで他人の解答から実戦的なテクニックを吸収する、という流れがおすすめです。いずれもブラウザだけで始められます。