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Wi-Fiルーターおすすめ8選 Wi-Fi 7・6GHz帯・有線ポートで比較

2026-08-22 公開本記事にはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト)を含みます。

Wi-Fiルーターの箱には「AX1800」「BE6500」といった数字と、Wi-Fi 6 / 6E / 7 の世代が書いてあります。ここだけを見て新しいほうを選ぶと、使える帯域がむしろ減ることがあります。

この記事の8台にも実際に出ています。2万円台のWi-Fi 6E機は6GHz帯を持ち、それより高くて世代も新しいWi-Fi 7機は持ちません。ここでは8台を参考価格の順に並べます。

目次(9項目)

「AX1800」「BE6500」は全バンドの合計です

まず数字の読み方です。AX1800は5GHz帯の1201Mbpsと2.4GHz帯の574Mbpsを足したもので、1台の端末がこの速度で通信するという意味ではありません。

端末はどれか1つの帯域につながるので、使えるのはその帯域ぶんだけです。しかも実効の速度は表示値の半分前後になります。合計の数字は、同時に何台つないでも余裕があるか、の目安として見るほうが実態に合います。

Wi-Fi 7でも、6GHz帯が無い機種があります

ここがいちばん紛らわしいところです。Wi-Fi 7の速度を引き上げているのは320MHz幅という広いチャンネルですが、これを使えるのは6GHz帯だけです。5GHz帯には、それだけ連続した空きがありません。

ところがWi-Fi 7をうたう機種には、2.4GHzと5GHzだけのデュアルバンドのものがあります。この場合、6GHz帯が無いので320MHz幅は使えません。Wi-Fi 7の看板は付いていても、速度の上限は5GHz帯の範囲に収まります。

一方、1つ前の世代であるWi-Fi 6Eは、6GHz帯に対応することが定義そのものです。トライバンドのWi-Fi 6E機なら6GHz帯を持ちます。世代が新しいことと、帯域が多いことは別という形になります。

有線ポートの速度は、無線とは別に決まります

もう1つ見落とされるのが有線側です。無線が何Gbpsでも、回線をつなぐWANポートが1Gbpsなら、そこで頭打ちになります。10ギガ回線を契約しても1Gbpsまでです。

PC側も同じで、LANポートが1Gbpsなら有線接続は1Gbpsです。USB-Cドックの有線LANも多くは1Gbpsなので、そちらも合わせて見ることになります。

並べ直すとこうなります

製品参考価格世代バンド6GHz帯有線ポート
TP-Link Archer AX18004千円台Wi-Fi 6デュアルなし1Gbps
バッファロー WSR-3000AX4L9千円台Wi-Fi 6デュアルなし1Gbps
TP-Link Archer BE2601万4千円台Wi-Fi 7デュアルなし2.5Gbps
TP-Link Archer BE65001万6千円台Wi-Fi 7デュアルなし2.5Gbps
バッファロー WSR-5400XE62万円台Wi-Fi 6Eトライあり2.5Gbps
バッファロー WSR6500BE6P2万3千円台Wi-Fi 7デュアルなし2.5Gbps
NEC Aterm AM-3000D4AX2万3千円台Wi-Fi 6デュアルなし1Gbps
ASUS RT-BE92U5万5千円台Wi-Fi 7トライあり10Gbps

バッファローの2機種を見てください。2万円台のWSR-5400XE6(Wi-Fi 6E)は6GHz帯を持ち、3千円ほど高くて世代も新しいWSR6500BE6P(Wi-Fi 7)は持ちません。世代の数字だけで選ぶと、使える帯域が1つ減ります。

Wi-Fi 7にはMLOという、複数の帯域を同時に使う仕組みがあります。デュアルバンド機でもMLOは働くので、Wi-Fi 7に意味が無いわけではありません。ただし320MHz幅は使えない、という区別が要ります。

回線を速くしても、その先が細ければ同じところで止まります。USB-Cケーブルカードリーダーと同じで、経路のうちいちばん低い上限が全体を決めます。

回線と住環境から引き当てる

契約している回線の速度と、電波の混み具合で決まります。

回線と住環境優先する仕様この記事の該当機
1ギガ回線・戸建てで電波が空いているWi-Fi 6で足りるTP-Link Archer AX1800 / バッファロー WSR-3000AX4L
1ギガ回線・集合住宅で混んでいる6GHz帯バッファロー WSR-5400XE6
10ギガ回線10GbpsのポートASUS RT-BE92U
有線PCを2.5Gbpsで使いたい2.5GbpsのポートTP-Link Archer BE260

どの行でも、契約している事業者の方式名が製品ページに出ているかは別に確認します。

おすすめのWi-Fiルーター8選

4千円台:1ギガ回線までなら足りる

独自採点の規則(4項目・各5点)

楽天のレビューは商品によって件数が1件から数百件までばらつき、件数の少ないものは1人の評価で平均が1点以上動きます。楽天側でレビューが消えると数字も黙って変わるので、順位付けには使っていません。代わりに、下の規則でスペックから機械的に点を出しています。記事に載せている表の値をそのまま当てはめているだけなので、読者が検算できます。総合点は4項目の単純平均です。用途によって効く項目が違うので、総合点だけでなく項目ごとの差を見てください。

6GHz帯を持つか
あり=5 / なし=2。Wi-Fi 7の320MHz幅を使えるのは6GHz帯だけです
有線ポートの速度
1Gbps=1 / 2.5Gbps=4 / 10Gbps=5。無線がいくら速くてもここで頭打ちになります
Wi-Fiの世代
Wi-Fi 6=2 / Wi-Fi 6E=4 / Wi-Fi 7=5
導入しやすさ
参考価格。6千円未満=5 / 1万2千円未満=4 / 1万8千円未満=3 / 3万円未満=2 / それ以上=1

世代・バンド構成・有線ポートの速度は各社の製品ページによります。実際に出る速度は建物の構造と周囲の電波状況で大きく変わり、各社が比べられる数値で出していないので採点に入れていません。10Gbpsのポートは10ギガ回線を契約していなければ使われないので、回線の契約に合わせて読み替えてください。

9千円台:国内メーカーで設定画面が日本語

1万4千円台:2.5Gbpsでいちばん安い

1万6千円台:Wi-Fi 7で保証3年

2万円台:世代は1つ前だが6GHz帯を持つ

2万3千円台:Wi-Fi 7だが6GHz帯は無い

2万3千円台:国内メーカーのメッシュ対応

5万5千円台:10ギガ回線をそのまま受ける

「IPv6対応」だけでは足りません

日本の光回線では、IPv6のIPoEという接続方式が速度に大きく効きます。従来のPPPoEは網終端装置というところを通り、夜間はここが混雑して速度が落ちます。IPoEはそこを通りません。

問題は、IPoEの方式が事業者ごとに分かれていることです。大きく2つあります。

ここで起きる買い間違いが、「IPv6対応」とだけ書かれた機種を買って、契約している方式の設定項目が無いというものです。とくにOCNバーチャルコネクトは比較的新しいので、設定項目そのものを持たないルーターがあります。

契約している事業者の方式名を先に確認し、その名前が製品ページに出ているかを見るのが確実です。「IPv6対応」という言葉だけでは、対応しているかどうかを判定できません。

置き場所で変わる範囲は、機種の差より大きくなります

6GHz帯は5GHz帯よりさらに壁を回り込みにくく、周波数が上がるほど直進性が強くなります。そのため置き場所の影響が、機種の差より大きく出ることがあります。

床置きと金属製の棚の中は避けます。電波は上下にも広がるので、床に置くと下向きのぶんが無駄になります。家の中心に近い場所で、床から1メートル以上の高さに置くのが基本です。上位機に買い替える前に、いまの機種の置き場所を変えてみるほうが安く済むことがあります。

まとめ:判断の順番

世代の数字から入ると、帯域が減ることがあります。次の順に決めると絞れます。

  1. 契約している回線は何Gbpsか。1ギガならWANポートは1Gbpsで足ります。10ギガならここが最優先です
  2. 集合住宅など、電波が混み合う場所か。混んでいるなら6GHz帯を持つ機種が効きます
  3. 有線でつなぐPCがあるか。LANポートの速度も無線とは別に見ます
  4. 世代は最後。Wi-Fi 7でも6GHz帯が無ければ、6Eのトライバンド機のほうが帯域は多くなります

なお、この記事の仕様は各社の製品ページに載っている値です。8台を並べて実測はしていません。実際に出る速度は建物の構造や周囲の電波状況で大きく変わるので、そこを重く見る場合は同じ住環境のレビューを当たってください。

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