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スマートリモコンおすすめ8選 Matter対応・温湿度センサー・届く範囲で比較

2026-09-17 公開本記事にはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト)を含みます。

スマートリモコンは、エアコンやテレビ、照明の赤外線リモコンの信号を覚えて、スマホのアプリや音声、決めた条件から代わりに送る箱です。Wi-Fiにつながっているので、外出先からエアコンを入れたり、室温が上がったら冷房を入れたりできます。

この道具は、値段を上げても「Matter対応」や「センサー付き」が順に付いてきません。Natureの公式ページは、Matterを介した操作ができるのは Nature Remo nano と Nature Remo Lapis だけと注記しています。参考価格4,980円の nano は家電をAppleのホームアプリに出せて、9,980円の最上位 Remo 3 と6,480円の mini 2 は出せません。その nano にはセンサーが無く、出せる家電も3台までです(Lapis は20台)。さらに、Matterの橋渡しにはリモコンとは別のハブが要ります。SwitchBotは公式が HomePod mini や Google Nest Hub などのハブが別に要ると書いており、Natureもホームアプリに出すには HomePod シリーズか Apple TV 4K(第3世代以降)が要ると公式のサポートページに書いています。

ここでは Nature 4台、SwitchBot 3台、ラトックシステム 1台の8台を参考価格の順に並べます。順位は付けません。Nature が4台になっているのは、この記事の主題である「値段とMatter対応の逆転」が、Natureの4機種の中でいちばんはっきり起きているためです。

目次(9項目)

先に家の側の条件を3つ決める

機種の違いより先に、家の側に上限が3つあります。ここが決まっていないと、比較表のどの列を見ればよいかが決まりません。

3つ目の台数は、エアコン・テレビ・照明・扇風機と数えると、1部屋でもすぐ4台になります。nano の「3台まで」は、この数え方で足りるかを先に確かめておく数字です。

スマートリモコンは3系統ある

通販サイトの「スマートリモコン」の売り場には、できることの違う3種類が同じ見た目で並びます。

2つ目と3つ目は両立します。センサーとMatterの両方を持つのは、この8台では Nature Remo Lapis、SwitchBot ハブ2、SwitchBot ハブ3 の3台です。

並べ直すとこうなります

製品参考価格センサーMatter届く範囲
Remo nano4,980円なし対応・3台まで10畳程度
ハブミニ Matter5,980円なし対応・4台まで記載なし
Remo mini 26,480円温度のみ非対応30畳程度
RS-WBRCH17,980円温湿度・照度記載なし25m(見通し)
Remo Lapis7,980円温湿度対応・20台まで30畳程度
Remo 39,980円温湿度・照度・人感非対応30畳程度
ハブ29,980円温湿度・照度対応・8台まで記載なし
ハブ316,980円温湿度・照度・人感対応・30台まで最大30m

上から下へ参考価格が上がる並び(商品カードの順)です。Matterの列を上から読むと、対応・対応・非対応・記載なし・対応・非対応・対応・対応と行き来します。Natureの4台に限ると、4,980円と7,980円が対応で、6,480円と9,980円が非対応です。センサーの列も、いちばん多い「温湿度・照度・人感」は9,980円の Remo 3 と16,980円のハブ3の2台で、間に挟まる7,980円の Lapis は温湿度だけです。

表の値の出どころについて3つ補足します。ハブ2とハブ3の温湿度センサーは、本体ではなく付属のケーブルに付いています(ハブ3は公式ページに「付属のケーブルには温湿度センサーを搭載」とあります)。ラトックシステム RS-WBRCH1 のMatterは、公式の製品ページに記載が無いため「記載なし」としました。非対応と明記されているわけではありませんが、ホームアプリに出せるかは公式の記載からは確かめられません。SwitchBot の2台(ハブミニとハブ2)のMatterの台数は、公式の比較表にある「最大4つ」「最大8つ」のサブデバイス数で、赤外線家電とSwitchBotのBluetooth機器の両方が対象として書かれています。両方を合わせた上限か別々の上限かは、公式の記載からは読み取れません。この2台の赤外線の届く範囲は、公式に書かれていません。

届く範囲の列は赤外線の届く範囲で、Natureが「◯畳程度」、ラトックとハブ3がメートルで書いていて、単位がそろいません。この列は比べ方が決まらないので、独自採点には入れていません。Wi-Fiの帯域と対応するスマートスピーカーの種類も表からは外し、後の節で扱います。

使い方から引き当てる

最初に決めた3つの条件から、見る列を1つに絞れます。

使い方見る項目この記事の例
ホームアプリでエアコンを動かすMatterの列nano / ハブミニ / Lapis / ハブ2
Matterに出す家電が5台以上Matterの台数Lapis / ハブ2 / ハブ3
室温でエアコンを自動で入れるセンサーの列(温度)mini 2 / Lapis / Remo 3
暗くなったら照明、人がいたら動かすセンサーの列(照度・人感)Remo 3 / ハブ3
2.4GHz帯の設定でつまずきたくないWi-Fiの帯域(本文)RS-WBRCH1

右の列は代表例で、条件を満たす機種は他にもあります。ハブミニ(Matter対応)は、公式の注記ではエアコンなら電源・モード・温度までMatter経由で動かせるので1行目に入れました。制限を受けるのはテレビと照明で、電源のオンオフだけになります。ホームアプリからテレビの音量や照明の明るさまで動かしたいなら、ハブミニ(Matter対応)は外して考えてください。詳しくは商品カードと「Matter対応」の節に書きます。ハブミニ(Matter対応)は4台まで収まりますが、5台以上ならこの行の3台から選びます。

おすすめのスマートリモコン8選

5千円前後:Matterだけ欲しいときの2台

どちらも本体にセンサーを持たず、覚えた赤外線家電をMatterの機器としてホームアプリに出すことに絞った2台です。nano は出せる台数が3台まで、ハブミニ(Matter対応)は最大4台(赤外線家電とBluetooth機器が対象)と公式に書かれています。ハブミニ(Matter対応)は、Matter経由でできる操作の範囲も公式に注記されています。

独自採点の規則(3項目・各5点)

楽天のレビューは商品によって件数が1件から数百件までばらつき、件数の少ないものは1人の評価で平均が1点以上動きます。楽天側でレビューが消えると数字も黙って変わるので、順位付けには使っていません。代わりに、下の規則でスペックから機械的に点を出しています。記事に載せている表の値をそのまま当てはめているだけなので、読者が検算できます。総合点は3項目の単純平均です。用途によって効く項目が違うので、総合点だけでなく項目ごとの差を見てください。

価格
参考価格。5,000円未満=5 / 7,000円未満=4 / 10,000円未満=3 / 13,000円未満=2 / それ以上=1
センサー
比較表のセンサーの列。温湿度・照度・人感=5 / 温湿度・照度=4 / 温湿度=3 / 温度のみ=2 / なし=1
Matterへの橋渡し
比較表のMatterの列。対応で上限20台以上=5 / 対応で上限8台=4 / 対応で上限3〜4台=3 / 非対応・記載なし=1

この独自採点は、比較表の参考価格・センサー・Matterの3列だけで付けています。赤外線の届く範囲は、Natureが畳、ラトックとハブ3がメートルで書いていて単位がそろわず、SwitchBotの2台(ハブミニとハブ2)は公式に記載が無いため採点に入れていません。RS-WBRCH1 のMatterは公式の製品ページに記載が無く、非対応と同じ1点にしています。Wi-Fiの帯域、エアコンの状態の同期、サーバー障害時の操作も採点に入れず、本文で扱っています。

6〜8千円:センサーとMatterのどちらを取るか(Lapisは両方)

この帯は、センサーを取るかMatterを取るかで3台が分かれます。mini 2 は温度センサーだけでMatterは非対応、RS-WBRCH1 は温湿度・照度の3つを持ちながらMatterの記載が無く、Lapis は温湿度とMatter(20台まで)の両方を持ちます。mini 2 と Lapis の差は1,500円で、その差で湿度センサーとホームアプリへの出口が付きます。

9千円〜1万円前後:人感センサーかMatterかで分かれる2台

同じ9,980円で、Remo 3 は照度と人感まで含む4つのセンサーを持つ代わりにMatterが非対応、ハブ2は人感が無い代わりにMatterへ出せます。ホームアプリで使うかどうかだけで、この2台のどちらかに決まります。

1万円超:センサー・Matter・届く範囲がそろう上位機

ハブ3は、この記事でただ1台、センサー(温湿度・照度・人感)、Matterの台数(30台まで)、赤外線の届く範囲(最大30m)の3つを公式の数字でそろえています。参考価格は9,980円のハブ2・Remo 3の1.7倍です。

「Matter対応」でホームアプリに出るまでの3段

箱や商品ページの「Matter対応」は、ホームアプリで家電を動かせるところまでを約束している言葉ではありません。実際には3つの段があり、どこか1つでも欠けると家電はホームアプリに出てきません。

1段目は、リモコン本体がMatterの話せる機器かどうかです。Natureの製品ページの比較表には、Matterを介した操作は nano と Lapis のみという脚注が付いています。Remo 3 と mini 2 はここで止まり、ホームアプリに家電を出す道がありません。ラトックの RS-WBRCH1 は公式ページにMatterの記載が無く、Siriからの操作はショートカット経由になります。

2段目は、覚えた赤外線家電を何台、どこまでの操作でMatterへ渡せるかです。Natureのサポートページは、Lapisが20台、nanoが3台までと台数の上限を書いています。SwitchBot ハブ3の公式ページは、最大30個のSwitchBot製品や赤外線家電をMatter経由でホームアプリに連携できると書いています。SwitchBotの公式の比較表では、ハブミニ(Matter対応)が最大4つ、ハブ2が最大8つで、どちらも赤外線家電とSwitchBotのBluetooth機器を対象として書いています。操作の範囲にも差があり、ハブミニ(Matter対応)の公式の注記では、Matter経由で動かせるのはエアコンの電源・モード・温度などで、テレビや照明は電源のオンオフだけです。ホームアプリからテレビの音量やチャンネルを変える使い方は、この注記の範囲では期待できません。

3段目が、家の中にMatterのコントローラ(ハブ)があるかです。スマートリモコンは家電とMatterの間をつなぐ橋で、橋の向こう側で命令を出す役は別の機器が担います。Natureのサポートページが挙げるのは HomePod と Apple TV 4K(第3世代以降)、SwitchBot はハブミニ(Matter対応)の商品ページで HomePod mini や Google Nest Hub などのサードパーティのスマートハブが必要と書き、ハブ2の商品ページにも同じ趣旨の注記があります。iPhoneだけではこの役を果たせないので、HomePodもApple TVも無い家では、4,980円の nano を買ったあとにハブの代金が加わります。すでにどちらかを持っている家なら、3段目は最初から満たされています。

この3段を通ったあとで残るのが、エアコンの状態の問題です。赤外線は送りっぱなしの一方通行なので、壁にかけた純正のリモコンで冷房を切ると、スマートリモコンの側は「まだ冷房中」だと思ったままになります。ホームアプリに表示される状態も、そのずれを引き継ぎます。SwitchBot ハブ2の公式ページは、エアコンのリモコンで操作した状態をアプリ側にそろえる機能を載せています。純正リモコンと併用する家では、この機能の有無がホームアプリでの見え方に効きます。

もう1つ、サーバーに障害が起きたときの動きも公式の記載があります。Natureは製品ページで、スマホとNature Remoが同じWi-Fiにつながっていればサーバー障害時もエアコンを操作できると書いていますが、同じページの比較表を見ると機種で差があります。Lapis は電源のON/OFFと運転モードの選択に加えて、温度・風量・風向の調整まで対応しています。Remo 3 と mini 2 はON/OFFと運転モードの選択だけで、温度・風量・風向の調整は対象外です。nano はどちらにも対応していません。SwitchBotは、ハブ2の商品ページがスマホのBluetoothでエアコンを操作できると書き、ハブ3の商品ページが「ローカルコントロール機能」として同じ場面でのエアコン操作を載せています。外出先からの操作はサーバーを通るので、どの機種でもこの場合は家の中に限られます。

センサーの値で動かせる自動化・動かせない自動化

センサーの種類は、組める自動化の種類をそのまま決めます。持っていない値を条件にした自動化は、アプリの設定画面に選択肢として出てきません。

センサーの無い nano で組めるのは、室温や明るさといった部屋の状態を条件にしない自動化です。家電を決まった時刻に動かす使い方が中心になります。ハブミニ(Matter対応)も本体にはセンサーがありませんが、公式ページには専用の温湿度センサーケーブルを接続すれば気温と湿度も測れると書かれています。ケーブルをつなげば温度と湿度の自動化までは組めますが、明るさや人感は条件にできません。上の表のセンサーの列と独自採点は、本体か付属のケーブルに載っているセンサーで数えています。ハブ2とハブ3の温湿度は付属のケーブル側にあるので数えに入れ、ハブミニ(Matter対応)は公式ページのパッケージ内容(本体・両面テープ・USBケーブル・取扱説明書)に温湿度センサーケーブルが含まれないので「なし」としました。同じページに「温湿度センサケーブルをプレゼント」とも書かれていますが、付属品の一覧には入っていません。

温度や照度のほかに、部屋の二酸化炭素の濃度で換気や空調を動かしたい、という使い方もあります。スマートリモコンはどれもCO2を測らないので、その値は別の機器から持ってくることになります。条件と動作を同じアプリで組めるのは、測る機器と動かす機器が同じアプリに入る組み合わせです。SwitchBot のハブを選ぶなら SwitchBot CO2センサーが同じアプリに並ぶので、CO2モニターの比較で測定範囲や記録の残し方を見てから、どの値を条件にするかを決めると組み立てやすくなります。

外出先からエアコンを入れるようになると、部屋の様子そのものも見たくなります。SwitchBot のハブを選ぶなら、同じアプリに見守りカメラも並べられます。カメラは値段より録画の残し方で選ぶ道具なので、見守りカメラの比較で、契約なしでmicroSDに残せるかとNASへ流せるかを先に確かめてください。

センサーの位置にも注意がいります。本体をエアコンの吹き出し口の真下やテレビの裏に置くと、赤外線は届いても室温は部屋の実際とずれます。

2.4GHz帯でつまずく設定

スマートリモコンの初期設定でいちばん多いつまずきは、Wi-Fiの帯域です。公式ページで帯域を確かめられた4台のうち、SwitchBot ハブミニ(Matter対応)・ハブ2・ハブ3は2.4GHz帯のみで、ラトックシステム RS-WBRCH1 は5GHz帯と2.4GHz帯の両方につながります。残りのNatureの4台は、今回見た公式ページで帯域を確かめていません。

2.4GHz帯にしかつながらない機器は、スマホが5GHz帯につながっている状態だと、設定の途中で本体を見つけられないことがあります。最近のルーターは2.4GHzと5GHzを1つのネットワーク名(SSID)にまとめて、端末ごとに振り分ける設定が既定になっているものが多く、スマホの画面からはどちらの帯域につながっているかが分かりません。この場合は、ルーターの設定で帯域ごとにSSIDを分けるか、設定のあいだだけスマホを2.4GHz帯の側につなぎます。ルーターそのものの選び方はWi-Fiルーターの比較で、帯域の数と有線ポートから扱いました。

メッシュWi-Fiの家では、帯域ごとにSSIDを分ける設定そのものが無い機種もあります。ルーターの設定を触りたくないなら、帯域を公式で確かめられた4台のうち、5GHz帯にもつながってその手間を避けられるのは RS-WBRCH1 だけです。反対に、2.4GHz帯は5GHz帯より壁を回り込みやすいので、ルーターから離れた部屋に置くスマートリモコンにとっては不利な帯域ではありません。

まとめ:迷ったときの判断順

値段の順やメーカーの上位・下位から選ぶと外します。次の順に決めると絞れます。

  1. ホームアプリで使うかを決める。使うなら、Matterが対応の nano・ハブミニ(Matter対応)・Lapis・ハブ2・ハブ3 の5台に絞られます。Remo 3 と mini 2 はNatureの中で値段が高くても外れます
  2. Matterハブを持っているかを確かめる。Natureなら HomePod シリーズか Apple TV 4K(第3世代以降)、SwitchBotなら HomePod mini や Google Nest Hub などのハブが無ければ、リモコンの代金にハブの代金が加わります
  3. Matterに出す家電の数を数える。4台以上なら nano の3台では足りません。ちょうど4台ならハブミニ(Matter対応)の4台に収まり、それより多いならハブ2(8台)、Lapis(20台)、ハブ3(30台)です
  4. 欲しい自動化からセンサーを選ぶ。室温だけなら mini 2 以上、除湿まで組むなら湿度、照明や在室を条件にするなら照度と人感を持つ Remo 3 かハブ3です
  5. 最後にWi-Fiの帯域を確かめる。ルーターの設定を触りたくないなら、5GHz帯にもつながる RS-WBRCH1 が候補に入ります

なお、この記事の仕様はNature・SwitchBot・ラトックシステムの公式の製品ページとサポートページに載っている値で、8台を並べて実測はしていません。商品カードと比較表の参考価格は楽天の価格を参考にした値で、時期によって変わります。本文で「公式価格」と書いた箇所はメーカーの公式ストアの価格で、RS-WBRCH1 は公式に価格の記載がありません。

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