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スマート電球おすすめ8選 明るさ(lm)・口金・ハブの要否で比較

2026-09-17 公開本記事にはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト)を含みます。

スマート電球は、今の電球を外してそのソケットにねじ込み、スマホのアプリや声、時刻の条件から点け消し・明るさ・色を変えられるようにする電球です。器具も配線も替えないので、賃貸の部屋のペンダントライトやフロアスタンドでもその日のうちに使えます。

この道具は、値段を上げても明るくなりません。TP-Linkの Tapo L535E は参考価格2,200円で公式の全光束が1100lm、Philips Hue のフルカラーE26は7,980円で、商品名こそ1100lmですが公式の仕様では最大1055lmです。3.6倍の値段を払っても、L535E より明るくはなりません。口金をE17にするとさらに逆転し、8,980円の Hue フルカラーE17は470lm、1,900円のビームテックのE17は720〜760lmです。Hue の2台は、外出先から操作するにはHue Bridgeを別に買う必要もあります。

ここでは TP-Link 2台、Philips Hue 2台、ビームテック・SwitchBot・TOLIGO・Aqara 各1台の8台を、参考価格の順に並べます。順位は付けません。E26が5台、E17が3台で、E17を3台にしているのは、小形の器具ほど「替えたら暗くなった」が起きやすいためです。

目次(8項目)

先に今の器具の口金と明るさを調べる

機種を見比べる前に、今ソケットに付いている電球を1つ外して、2か所を見ておきます。ここが分かると、8台のうち何台が候補に残るかがすぐに決まります。

もう1つ、器具そのものの形も見ます。電球がカバーで完全に覆われている器具と、壁のスイッチの横に明るさを変えるつまみが付いている器具は、スマート電球を付けてはいけない側に入ることがあります。詳しくは後ろの「付けてはいけない器具と壁スイッチ」の節で扱います。

照明がどう点くかでも、そもそも電球を替えるかが分かれます。天井の照明がリモコンで点け消しする器具なら、電球ではなくスマートリモコンから赤外線で動かすほうが、器具の調光や調色をそのまま使えます。電気スタンドのように本体のスイッチを入れたままにしておけば点く照明なら、コンセントとの間に挟むスマートプラグで点け消しだけは足ります。スマート電球が要るのは、電球のソケットしか手を入れる場所が無い器具で、明るさや色まで変えたいときです。

明るさは値段の順に上がらない

明るさを比べるときに見る数字は、全光束のlmです。「60W形相当」のようなW数の表記は、白熱電球の頃の消費電力を目安として借りているだけで、LED電球の消費電力ではありません。日本照明工業会は、LED電球を選ぶときの目安を口金ごとに次のように示しています。

口金今の電球LED電球の全光束
E2640形485lm以上
E2660形810lm以上
E26100形1520lm以上
E1725形230lm以上
E1740形440lm以上
E1760形760lm以上

同じ「60形」でも、E26は810lm、E17は760lmと基準が違います。E17の器具で今と同じ明るさにしたいなら、E26の数字ではなくE17の行を見ます。

この目安に8台を当てると、値段との食い違いが見えてきます。E26では、1,221円の Tapo L510E と1,980円の SwitchBot が800lmで、目安の60形(810lm)とほぼ同じです。2,200円の Tapo L535E と3,880円の Aqara T2 が1100lm、7,980円の Hue フルカラーE26 が公式の最大1055lm(商品名は1100lm)で、3台とも60形と100形の間に入ります。E26の中でいちばん高い Hue を選んでも、L535E より明るくはなりません。

E17では並びが逆になります。1,900円のビームテックが720〜760lmで、E17の60形の目安(760lm)にほぼ届きます。2,900円の TOLIGO は昼光色で550lm、電球色で500lmで、40形(440lm)と60形の間です。8,980円の Hue フルカラーE17 は470lmで、40形の目安を少し超えるところにとどまります。3台の中でいちばん高いものがいちばん暗く、今60形の小形電球を使っている器具に Hue フルカラーE17 を付けると、はっきり暗くなります。

もう1つ、色を変えられる電球は、色温度によって明るさが変わることがあります。Aqara T2 の1100lmは6500K(昼光色)のときの値で、2700K(電球色)では950lmに下がります。Hue フルカラーE26 も、販売店の商品ページには2700Kで806lmとあります。Hue フルカラーE17 は公式の製品ページに2700Kで380lmとあり、最大の470lmからさらに下がります。色温度ごとの値を載せていない機種もあるので、色を変えられる電球を電球色で使う部屋なら、最大の値より暗くなることがあると見込んでおきます。

つなぎ方は3系統とMatter

スマート電球は、スマホや家のネットワークとのつながり方で3つに分かれます。外出先から操作するのに何を買い足すかがここで決まります。

Matterは、メーカーのアプリの外にある、Appleのホームアプリ・Google Home・Alexaのアプリから同じ機器として扱うための規格です。8台の対応は4段に分かれます。Tapo L535E(Matter認証)とビームテックは電球がWi-FiでMatterを話し、Aqara T2 はThreadでMatterを話します。Hue の2台はBridgeを通すとMatterに出せます。SwitchBot は本体だけではMatterに対応せず、SwitchBotのハブ2などを通しても、ホームアプリからできるのは点け消しだけです。Tapo L510E と TOLIGO はMatterに対応しません。AlexaやGoogleアシスタントに声で頼むだけなら、Matterが無くても各社のアプリの連携で足りる場合が多く、Matterが効いてくるのはiPhoneのホームアプリでまとめたいときです。

並べ直すとこうなります

製品参考価格口金明るさ接続とハブ
Tapo L510E1,221円E26800lm電球色のみWi-Fi・ハブ不要
ビームテック1,900円E17720〜760lm調色Wi-Fi・ハブ不要
SwitchBot1,980円E26800lmフルカラーWi-Fi・ハブ不要
Tapo L535E2,200円E261100lmフルカラーWi-Fi・ハブ不要
TOLIGO2,900円E17550lm調色Wi-Fi・ハブ不要
Aqara T23,880円E261100lmフルカラーThread・ハブ要
Hue E267,980円E261055lmフルカラーBridge要
Hue E178,980円E17470lmフルカラーBridge要

上から下へ参考価格が上がる並び(商品カードの順)です。明るさの列は、2,200円の L535E で1100lmに届いたあと、それより高い4台のうち1100lmを超えるものは1台もありません。E17の3台だけを見ると、1,900円・2,900円・8,980円と値段が上がるのに合わせて、720〜760lm・550lm・470lmと暗くなっていきます。

明るさの列は各社が最大として載せている値で、ビームテックは公式に720〜760lmと幅で書かれています。TOLIGO は昼光色の550lmで、電球色では500lmです。Aqara T2 は電球色の2700Kで950lmに下がります。色の列の「調色」は、電球色から昼光色まで白の色合いだけを変えられるもので、「フルカラー」は白の色合いに加えて赤や青のような色の光も出せます。Tapo L510E は2700Kの電球色だけで、色合いは変えられず明るさだけを変えます。接続とハブの列の「Wi-Fi・ハブ不要」は外出先からの操作に買い足すものが無いという意味で、SwitchBot はここにBluetoothも持ちます。「Bridge要」は、手元ではBluetoothで操作でき、外出先から操作するときにHue Bridgeが要るという意味です。Matterの対応は4段に分かれて表に収まらないので、前の節と商品カードに回しています。

価格帯ごとのスマート電球8台

2,000円未満:60形ぶんの明るさで、色とMatterが割れる3台

いちばん安い Tapo L510E は、800lmの電球色だけの電球です。色合いは変えられず、Matterにも対応しませんが、Wi-Fiに直接つながるので、決まった時刻に点け消しする・外出先から消し忘れを消す、までなら1,221円で済みます。今60形の電球色を使っている部屋で、色を変えるつもりが無いなら、これ以上の機能は要りません。

独自採点の規則(5項目・各5点)

楽天のレビューは商品によって件数が1件から数百件までばらつき、件数の少ないものは1人の評価で平均が1点以上動きます。楽天側でレビューが消えると数字も黙って変わるので、順位付けには使っていません。代わりに、下の規則でスペックから機械的に点を出しています。記事に載せている表の値をそのまま当てはめているだけなので、読者が検算できます。総合点は5項目の単純平均です。用途によって効く項目が違うので、総合点だけでなく項目ごとの差を見てください。

明るさ
比較表の明るさの列(lm。幅があるときは下の値)。1000lm以上=5 / 750lm以上=4 / 600lm以上=3 / 480lm以上=2 / それより暗い=1
値段
参考価格。1,500円まで=5 / 2,500円まで=4 / 4,000円まで=3 / 8,000円まで=2 / それより高い=1
外出先からの操作にハブが要らないか
比較表の接続とハブの列。Wi-Fi・ハブ不要=5 / Thread・ハブ要、Bridge要=2
Matter
本文と商品カードのMatterの対応。本体で対応=5 / Bridge経由で対応=3 / ハブ経由で点け消しのみ=2 / 非対応=1
比較表の色の列。フルカラー=5 / 調色=3 / 電球色のみ=1

この独自採点は、比較表の参考価格・明るさ・色・接続とハブの4列と、本文と商品カードに書いたMatterの対応で付けています。明るさは各社が最大として載せている全光束で、ビームテックは幅(720〜760lm)の下の値、TOLIGO は昼光色の550lm、Aqara T2 は6500Kの1100lm、Hue フルカラーE26 は商品名の1100lmではなく公式の仕様の最大1055lmを使っています。E17の3台もE26と同じ区切りで採点しているので、E17どうしを比べるときは比較表のlmを見てください。Aqara T2 のMatterは電球がThreadで話すので「本体で対応」とし、ThreadのボーダールーターかAqaraのハブが要る点は接続とハブの項目に入れています。調光器・密閉形器具・浴室への可否は公式に書いている機種が限られるので採点に入れず、本文で扱っています。

ビームテック LDA-5W2C-VOCE は、E17で720〜760lmを出す小形の電球です。E17の60形の目安にほぼ届く明るさで、8,980円の Hue フルカラーE17 より明るく点きます。Wi-FiでMatterに対応するので、ハブを買わずにApple Homeへ登録できます。色は電球色から昼光色までの調色で、色付きの光は出せません。公式に調光器と密閉形器具には使えないと明記されています。

SwitchBot スマート電球 は、2,000円を切る値段で800lmとフルカラーを両方持つE26の電球です。Wi-FiとBluetoothを積み、ハブ無しでアプリから操作できます。SwitchBotの人感センサーなどと組み合わせる自動化が得意な一方、Matterには本体だけでは対応せず、ハブ2などを通してもホームアプリからは点け消ししかできません。iPhoneのホームアプリで色まで変えたいなら、この1台は合いません。

2千円台:1100lmでMatter認証の Tapo L535E と、E17の TOLIGO

Tapo L535E は、値段と明るさが食い違うことをいちばんよく示す1台です。2,200円で1100lm、色温度2500〜6500Kとフルカラー、Matter認証、Wi-Fi直結でハブ不要と、明るさ・色・Matter・ハブの4つをそろえています。7,980円の Hue フルカラーE26(公式の最大1055lm)より暗くはありません。ただし公式の仕様に調光器具には使えないと明記されており、E17の器具には付きません。

TOLIGO TLG-B002 は、E17で調色と付属のリモコンを持つ電球です。2.4GHz帯のWi-Fiに直接つながり、リモコンからも明るさと色合いを変えられるので、スマホを使わない家族がいる部屋に向きます。明るさは昼光色で550lm、電球色で500lmで、E17の40形(440lm)と60形(760lm)の間です。今60形の小形電球を使っている器具から替えると暗く感じます。Matterには対応しません。

3千円台:Threadでつなぐ Aqara T2

Aqara LED電球 T2 は、8台の中でただ1台、Wi-FiではなくThreadでMatterにつながります。最大1100lm(6500K)で、電球色の2700Kでは950lmです。Wi-Fiの設定でつまずかないかわりに、Threadのボーダールーターになる機器かAqaraのハブが家に要ります。HomePodやAqaraのハブを既に持っている人には3,880円で済みますが、何も持っていないところから始めると、本体以外の出費が先に来ます。

7千円以上:Hue の2台はBridge込みで考える

Philips Hue の2台は、明るさで選ぶ電球ではありません。フルカラーE26は商品名が1100lmでも公式の最大値は1055lmで2,200円の L535E を超えず、フルカラーE17は470lmでビームテックや TOLIGO より暗く点きます。Hue を選ぶ理由は、Hueのアプリ・スイッチ・センサーで部屋ごとに照明をまとめる仕組みのほうにあります。Bluetoothで手元から直接操作できますが、外出先から動かすにもMatterに出すにもHue Bridgeが要るので、1個目を買う時点でBridgeの値段まで足して比べてください。E17でフルカラーを出せる電球はこの記事では Hue フルカラーE17 だけで、色付きの光が要る小形の器具では選ぶ理由になります。

付けてはいけない器具と壁スイッチ

スマート電球は、どのソケットにもねじ込めるわけではありません。日本照明工業会は、LED電球全般について、調光器の付いた器具には調光器対応のもの、密閉形の器具には密閉形器具対応のものを使うよう案内しており、対応していないものを使うと寿命が短くなる原因になるとしています。湿気の多い浴室も、スマート電球を付ける前に確かめたい場所です。

8台のうち、公式にこの条件を明記しているのは TP-Link とビームテックです。Tapo L535E と Tapo L510E は、どちらも調光器の付いた回路では使えないとしています(密閉形器具と浴室については、確かめた範囲の公式ページに記載がありません)。ビームテックは調光器と密閉形器具に使えないと明記しています。SwitchBot・TOLIGO・Aqara・Hue の公式ページには、確かめた範囲でこの3つへの記載が無く、使えるとうたっているわけでもありません。今回探した範囲では、密閉形器具に使えると公式にうたうスマート電球は見つかりませんでした。玄関や浴室の照明をスマートにしたいなら、電球ではなく器具ごと、または人感センサー付きの器具で考えるほうが確実です。

もう1つ、スマート電球でいちばん多い戸惑いが、壁のスイッチです。スマート電球は、消えている間も電球の中の通信回路に電気が来ていて、アプリや声の指示を待っています。壁のスイッチを切ると電球に電気が届かなくなり、アプリからも声からも点けられません。家族がいつもの癖で壁のスイッチを切ると、そこから先はスマート電球ではなくなります。

対処は、壁のスイッチを入れたままにして、点け消しはアプリ・声・リモコンに寄せることです。スイッチの上にテープやカバーを付けて切らないようにする家もあります。付属のリモコンを持つ TOLIGO や、Bluetoothのリモコンに対応するビームテックなら、壁のスイッチの代わりになるものが手元に置けます。Hue は、Hueのスイッチやセンサーと組み合わせて、壁のスイッチの代わりを置く使い方ができます。

机の上の作業灯として使うなら、スマート電球の色合いの幅とは別に、手元の明るさや演色性で選ぶ話になります。そちらはモニターライトの比較で扱いました。

独自採点で見る8台の差

商品カードの上にある独自採点の規則は、比較表の参考価格・明るさ・色・接続とハブの4列と、前の節と商品カードに書いたMatterの対応の5項目から機械的に点を出しています。総合点がいちばん高いのは、明るさ・色・Matter・ハブの4項目で満点を取る Tapo L535E(4.8)です。ビームテック・SwitchBot・Aqara T2 が4.0で並び、Hue フルカラーE26(3.4)、Tapo L510E(3.2)、TOLIGO(2.8)、Hue フルカラーE17(2.4)と続きます。

4.0の3台は、点の取り方がそれぞれ違います。ビームテックは明るさと色で3点ですがMatterとハブで満点、SwitchBot は色で満点ですがMatterが2点、Aqara T2 は明るさと色とMatterで満点ですが、ハブが要るので2点です。Hue の2台は、フルカラーで色は満点でも、値段とBridgeの2項目で点を落とします。E17の3台もE26と同じ区切りで明るさを採点しているので、E17どうしで比べるときは、明るさの項目の点ではなく比較表のlmを見てください。

総合点は5項目の単純平均なので、使い方が決まっているなら、見る項目を1つに絞ったほうが選びやすくなります。電球色で点け消しするだけなら値段の項目、iPhoneのホームアプリでまとめるならMatterの項目、E17の器具なら口金で3台に絞ってから明るさの列、と見る場所を変えてください。

まとめ:迷ったときの判断順

スマート電球は、2,200円の Tapo L535E(1100lm)を7,980円の Hue(公式の最大1055lm)が超えないように、値段を見ても明るさが読めません。次の順に決めると絞れます。

  1. 今の電球の口金を見る。E26なら5台、E17なら ビームテック・TOLIGO・Hue フルカラーE17 の3台です
  2. 器具が付けてよい器具かを見る。電球がカバーで覆われた器具、調光器の付いた回路、浴室なら、スマート電球はやめて別の方法を考えます
  3. 今の明るさをlmに読み替える。E26の60形なら810lm、E17の60形なら760lmが目安です。E17の60形から替えるなら、ビームテックの720〜760lmが近く、TOLIGO と Hue フルカラーE17 では暗くなります
  4. 外出先からの操作に何を買い足すかを見る。何も足したくないならWi-Fiの5台、Hue の2台はBridge、Aqara T2 はThreadのボーダールーターかハブが要ります
  5. 最後に色とMatterを決める。色付きの光が要るならフルカラーの5台です。iPhoneのホームアプリで使うなら、Bridge無しでMatterに入るのは Tapo L535E・ビームテック・Aqara T2(Threadの機器かハブが要る)の3台で、SwitchBot はハブを通しても点け消しだけです

なお、この記事の仕様は、TP-Link・SwitchBot・Philips Hue の公式の製品ページ、ビームテックと TOLIGO はメーカー直販の商品ページ、Aqara は日本の取扱店の商品ページに載っている値で、8台を並べて照度を実測はしていません。W数とlmの目安は日本照明工業会の案内によります。Hue フルカラーE26 の2700Kでの806lmは販売店の商品ページの値です。商品カードと比較表の参考価格は楽天またはAmazonの価格を参考にした値で、時期によって変わります。

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