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HDMIエクステンダーおすすめ8選 4Kの延長距離・4:4:4・給電で比較

2026-10-13 公開 ・ 本記事にはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト)を含みます。

StarTech.comのST121HDBT20Lは参考価格79,710円で、この記事の8台でいちばん高いHDMIエクステンダーです。それでも4K60Hzで届く距離は公式に70mで、参考価格15,999円のAV Access 4KEX70L-H2と変わりません。5倍の値段を払っても、4Kの映像が1mも遠くへ届くわけではありません。

もう1つの逆転が色の送り方です。参考価格43,003円のATEN VE811は4K60Hzのとき4:2:0という間引いた色で送り、色を間引かない4:4:4で送れる4Kは30Hzまでです。1万円台の2台は、4K60Hzでも4:4:4のまま送れると公式に書いています。エディタの赤や青の細い文字を読む画面では、この差が値段の差より効きます。

ここでは、ラックや別の部屋に置いたミニPCの画面を机のモニターへ延ばしたい人に向けて、LANケーブル1本で送る8台を参考価格の順に並べ、4K60Hzで届く距離・フルHDで届く距離・4Kの色形式・給電の4つで比べます。

目次(13項目)

先に結論:迷ったらこの3台から

8台を全部読む前に、延ばしたい距離と手元のケーブルごとの答えを置いておきます。残りの5台と理由の裏付けは、このあとの比較表と商品紹介にあります。

こんな人選ぶなら理由
隣の部屋まで、4K60Hzを安く延ばしたいAV Access 4KEX70L-H2(参考価格15,999円)4K60Hz・4:4:4で70m(Cat6以上)。電源アダプターは片側に1つで足ります
別のフロアまで100mを超えて延ばしたいサンワサプライ VGA-EXHDPOC(参考価格45,864円)4K60Hz・4:4:4で120m(Cat6Aのとき)はこの記事で最長で、受信機側にACアダプターが要りません
壁の中に通してあるCat5eをそのまま使いたいラトックシステム RS-HDEX100-4K(参考価格36,475円)Cat5e/6で4K60Hz・4:4:4の100mを公式に名乗る唯一の機種です

先に確かめる:何m先の、どの解像度を延ばすか

選ぶ前に測っておくのは2つです。送り元の機械から机のモニターまで、配線が実際に通る道のりで何mあるか。そして、そこで出したいのが4K60Hzなのか、フルHDで足りるのか。部屋どうしの直線距離ではなく、壁沿いや天井裏を回る長さで測ってください。10mの部屋の隣でも、配線の道のりは20mを超えることがよくあります。

この2つが決まると、8台のうち候補はすぐ半分以下になります。35mで足りるなら1万円台の2台がどちらも届き、100mが要るなら4K60Hzで届くのはラトック・ATEN VE811(Cat6Aのとき)・サンワサプライのVGA-EXHDPOCの3台だけです。モニター側の解像度とリフレッシュレートは、送り元の機械の設定画面で確かめておきます。4K120Hzで出したいなら、選べるのは1台しかありません。

LANケーブルで送るのに、LANにはつながらない

この8台はどれも、送信機と受信機の2つの箱を1本のLANケーブルで直接つなぎます。LANケーブルを使うのは、安くて長く引け、壁や天井に通しやすいからで、中を流れているのはイーサネットの通信ではありません。HDMIの映像を、その2つの箱だけが分かる形の信号に置き換えて送っています。

そのため、途中にスイッチングハブやルーターを挟むと映りません。サンワサプライはディスプレイエクステンダーのLANケーブルをハブで分岐できるかというQ&Aで、流れている信号はLANの規格と異なるのでLAN用の機器は接続できないと答えています。家の各部屋に壁の差込口があっても、その裏で分電盤のハブにつながっているなら、差込口から差込口へは送れません。差込口どうしが直結の配線(パッチパネルで1対1につないであるだけ)のときだけ使えます。

名前の似た道具が2つあります。ネットワークのハブを通せる「HDMI over IP」と呼ばれる機器は、映像を圧縮してイーサネットに載せる別の方式で、この記事の8台とは売り場が分かれます。もう1つがIP-KVMで、これは家のLANにつなぎ、取り込んだ画面をブラウザで見てキーボードとマウスで操作する道具です。どこからでも開けるかわりに、映像は圧縮されて遅れます。エクステンダーは操作を通さないかわりに、つないだモニターにはHDMIをそのまま挿したのと同じ画面が出ます。

箱の「最大◯m」はフルHDの数字

パッケージや商品名に大きく書かれている距離は、多くがフルHDのときの値です。4K60Hzは送る情報量がフルHDのおよそ4倍あり、同じケーブルでも届く距離が縮みます。比較表で4K60の最長とフルHDを分けて載せているのはこのためで、両者が同じなのは8台のうち2台だけです。

いちばん分かりやすいのがAV Access 4KEX60-H2です。Amazonの商品名には50mと入っていますが、公式仕様では50mはフルHDの距離で、4K60Hzでは35m(Cat6以上)です。ATEN VE811の150mはロングリーチモードと呼ぶフルHD用の設定のときの値で、4Kの100mもCat6Aを使ったときに限られ、Cat5eやCat6では70mになります。ST121HDBT20LもフルHDの100mに対して4K60Hzは70mです。

ケーブルの種類も距離の条件に入っています。AV Access 4KEX70L-H2は70mを出すのにCat6以上を求めます。VGA-EXHDPOCとVE811は、いちばん長い距離(4Kで120mと100m)がCat6Aのときの値で、VGA-EXHDPOCはCat6だと4Kで100mです。手持ちのケーブルの種類が分からないなら被覆の印字を見ます。印字の読み方とCat6Aの扱いはLANケーブルの比較でまとめています。

4K対応でも4:2:0だと文字がにじむ

4:4:4や4:2:0は、色をどれだけ間引いて送るかを表す書き方です。映像は明るさと色に分けて送られていて、4:4:4は1画素ごとに色を持ちます。4:2:0は縦2×横2の4画素で色を1つだけ持ち、明るさは全部の画素で持ちます。4Kの画面なら、明るさは3840×2160のまま、色はその半分の1920×1080ぶんしか届かない計算です。

写真や動画では、人の目が色の細かさに鈍いので4:2:0でもほとんど分かりません。困るのは、黒い背景に1〜2画素の幅で赤や青の文字を描くエディタの画面です。シンタックスハイライトの色付きの文字は、輪郭の形は明るさで出ていても、色が隣の画素に広がり、縁に別の色がにじみます。白黒の文字はほとんど変わらないので、ターミナルだけなら気にならず、色付きのコードを長時間読むと差が出ます。

なぜ4:2:0に落ちるのかは、HDMIの帯域で説明がつきます。4K60Hzを8bitの4:4:4で送るには18Gbpsが要り、4:2:0にすると半分の情報量で済みます。HDMIの規格団体はケーブルの種類の案内で、4K60Hzに対応するのは18Gbpsまで認証したPremium High Speed HDMI Cableで、10.2GbpsのHigh Speed HDMI Cableは4K30Hzまでを想定していると書いています。

この記事の8台にもそのまま当てはまります。ATEN VE811は公式仕様の帯域が10.2Gbpsで、4K60Hzは4:2:0、4:4:4は4K30Hzまでです。ラトック RS-HDEX100-4K・VGA-EXHDPOC・ST121HDBT20Lは18Gbpsを名乗り、4K60Hzでも4:4:4で送ります。ST121HDBT20Lは、4:4:4を見た目では分からない程度に圧縮して通すとデータシートに書いていて、無圧縮ではありません。USB-Cから入れるVGA-EXHDCは32Gbpsで、4K120Hzでも4:4:4で30mまで延ばせます。

送り元のPC側で4:2:0に落ちていないかも確かめておきます。GPUの設定画面に出力の色形式を選ぶ項目があり、NVIDIAならコントロールパネルの「出力のカラーフォーマット」がそれです。エクステンダーが4:4:4で通せても、PCが4:2:0で出していれば机の画面はにじんだままです。

並べ直すとこうなります

参考価格の順に並べ、4K60Hzで届く距離、フルHDで届く距離、4Kの色形式、給電の4つを公式仕様から写しました。距離のあとの「Cat」は、その距離を出すのに要るLANケーブルの種類です。フルHDの列は、フルHDで届く最長の距離です。

製品参考価格4K60の最長フルHD4Kの色形式給電
AV Access 4KEX70L-H2¥15,99970m・Cat6以上70m4:4:4片側(PoC)
AV Access 4KEX60-H2¥18,82535m・Cat6以上50m4:4:4片側(PoC)
StarTech ST121HD20V¥24,90850m・Cat650m4:4:4両側にAC
ラトック RS-HDEX100-4K¥36,475100m・Cat5e/6150m4:4:4片側(PoC)
サンワ VGA-EXHDC¥38,22070m・Cat6/6A100m4:4:4USB給電
ATEN VE811¥43,003100m・Cat6A150m4:2:0両側にAC
サンワ VGA-EXHDPOC¥45,864120m・Cat6A150m4:4:4片側(PoC)
StarTech ST121HDBT20L¥79,71070m・Cat5e以上100m4:4:4(圧縮)片側(PoC)

VGA-EXHDCだけは入力がHDMIではなくUSB Type-C(DisplayPort Alternate Mode)で、受信機側でHDMIに戻す変換型です。リモコンの信号を中継するIRは、AV Access 4KEX70L-H2が双方向に通し、IRエミッターとIRレシーバーを同梱します。ST121HD20Vも受信側から送信側へ送るIRブラスターとレシーバーを同梱し、4KEX60-H2は受信機から送信機への一方向だけを通します。VGA-EXHDPOCも仕様表にIR INとIR OUTの端子があります。どの機種も、キーボードやマウスを延ばすことは比較の対象にしていません。

用途から引き当てる

延ばしたい距離と手元の条件から、表で指名します。距離は4K60Hzのときの公式値です。

条件選ぶなら理由
70m以内、なるべく安くAV Access 4KEX70L-H24:4:4で70m、ラック側にも画面を出せるループアウト付き
壁内のCat5eで100mラトック RS-HDEX100-4KCat5e/6で100m。STPのケーブルは使えません
100mを超えるサンワサプライ VGA-EXHDPOCCat6Aで120m(Cat6なら100m)、受信機側のコンセントが不要
ノートPCのUSB-Cから、コンセント無しでサンワサプライ VGA-EXHDC送信機はType-Cから、受信機はUSBから給電
4K120Hzで出したいサンワサプライ VGA-EXHDC4K120Hz・4:4:4で30mまで
向こうの機器をリモコンで操作したいAV Access 4KEX70L-H2IRを双方向に通し、IRエミッターとレシーバーが同梱。どちら側からでも操作できます
フルHDで150m近く、なるべく安くラトック RS-HDEX100-4KフルHDで150m。4K60Hzでも4:4:4で100m届きます

おすすめのHDMIエクステンダー8選

1万5千円台:4K60・4:4:4で70m、電源は片側だけ

独自採点の規則(4項目・各5点)

楽天のレビューは商品によって件数が1件から数百件までばらつき、件数の少ないものは1人の評価で平均が1点以上動きます。楽天側でレビューが消えると数字も黙って変わるので、順位付けには使っていません。代わりに、下の規則でスペックから機械的に点を出しています。記事に載せている表の値をそのまま当てはめているだけなので、読者が検算できます。総合点は4項目の単純平均です。用途によって効く項目が違うので、総合点だけでなく項目ごとの差を見てください。

値段の入りやすさ
参考価格。¥20,000未満=5 / ¥30,000未満=4 / ¥40,000未満=3 / ¥50,000未満=2 / それ以上=1
4Kで届く距離
比較表の「4K60の最長」。40m未満=2 / 70m未満=3 / 100m未満=4 / 100m以上=5。距離のあとのケーブルの種類は点に入れていないので、手持ちのケーブルで届くかは表で確かめてください
文字のにじみにくさ
比較表の「4Kの色形式」(4K60Hzのとき)。4:4:4=5 / 4:4:4(圧縮)=4 / 4:2:0=2
設置の手間
比較表の「給電」。片側(PoC。ACアダプター1つで両方が動く)=5 / USB給電(ACアダプター不要)=4(ACアダプターが要らない点では本来5のところ、モニターのUSBが5V 1Aに足りないと充電器を足すぶん1点引いて4) / 両側にAC=2

距離・色形式・給電は各社の公式製品ページとデータシートの値で、上の比較表に載せているものと同じです。実際のケーブルで距離や文字のにじみを測ったものではありません。フルHDで届く距離とIR・USBの中継は、機種によって公式の書き方がそろわないため採点に入れず、比較表と本文に回しています。楽天のレビューは使っていません。

4K60Hz・4:4:4・70m・片側給電の4つが、この記事でいちばん安くそろう1台です。送信機にHDMIのループアウトがあるので、ラックの横に置いた確認用のモニターにも同じ画面を出せます。フルHDに落としても距離は70mのままなので、余裕を見るなら上の機種になります。

1万8千円台:名前の50mはフルHD、4K60では35m

4KEX70L-H2より値段は上ですが、4K60Hzで届く距離は半分の35mです。IRは受信機から送信機への一方向だけです。新しく買うなら距離の長い4KEX70L-H2のほうを先に見ます。35mで足りる隣の部屋なら、どちらを選んでも困りません。

2万4千円台:50mまで4:4:4、ただし両側にコンセント

4K60Hz・4:4:4で50mまで届き、IRブラスターとレシーバーが同梱です。送信機と受信機の両方にACアダプターを挿す形なので、受信機を置く机の下に電源タップが無いと設置の手間が増えます。フルHDに落としても50mのままです。

3万6千円台:Cat5eでも4Kで100m届く国内機

Cat5eで4K60Hz・100mを公式に名乗るのは、この記事ではこの1台だけです。家を建てたときに壁へ通したCat5eが残っているなら、引き直さずに試せます。CAT7のようなSTP(シールド付き)のケーブルは使わないよう公式に書かれているので、新しく引くならUTPを選びます。HDMIケーブルは3m以内のPremium HDMIケーブルという指定もあります。

3万8千円台:USB-Cから入れて、ACアダプター無しで組む変換型

入力はUSB Type-Cで、送信機はPCのType-Cポートから、受信機はモニターのUSBから電源を取ります。DisplayPort Alternate Modeで映像を出せるType-Cを持つノートPCやミニPCなら、コンセントを1つも使わずに組めます。HDMIしか出ない機械はつなげません。4K120Hzに対応するのもこの1台で、その場合の距離は30mです。

4万3千円台:距離は長いが、4K60では4:2:0

HDBaseTの業務用の定番で、ラックマウントにも対応します。距離はCat6Aで4Kが100m、フルHDのロングリーチなら150mと長いものの、4K60Hzでは色が4:2:0に落ちます。会議室のプロジェクターに資料を映すような用途では困りませんが、色付きのコードを読む画面には、1万円台の4:4:4機のほうが向いています。

4万5千円台:4K60・4:4:4で120m、この記事でいちばん遠い

4K60Hzのまま120mまで届き、受信機側にACアダプターが要りません。送信機側にも確認用のHDMI出力があります。120mはCat6Aのときの値で、Cat6では4Kで100m・フルHDで120mに縮みます。Cat5eは対応ケーブルに入っていないので、古いCat5eが壁に入っている家ではラトックと比べます。

7万9千円台:HDBaseTで4:4:4を圧縮して送る、距離は70m

この記事でいちばん高い1台ですが、4K60Hzの距離は70mで、15,999円の4KEX70L-H2と同じです。4:4:4はビジュアルロスレス圧縮で通す方式で、無圧縮ではありません。Cat5e以上で70mが出るのは強みなので、StarTech.comで機器をそろえている場合や、Cat5eの配線で70mを確実に出したい場合に候補になります。

給電は片側で済むか

エクステンダーは送信機と受信機の2つの箱が両方とも電気を使うので、何もしなければコンセントが2か所要ります。PoC(Power over Cable)に対応した機種は、片方の箱に挿したACアダプターの電気をLANケーブルで反対側へ送るので、コンセントは1か所で足ります。この記事の8台では5台がPoCです。

効いてくるのは受信機を置く机の側です。ラック側はもともと電源タップが並んでいることが多く、机の下はモニターとPCでタップが埋まっていることが多いので、受信機側にACアダプターを挿さずに済むかどうかで設置の手間が変わります。PoCはLANケーブルで電気を送りますが、PoEのハブから受け取るわけではありません。この箱どうしの間だけの仕組みです。

両側にACアダプターを挿すのはST121HD20VとVE811の2台です。VGA-EXHDCはACアダプター自体を使わず、受信機をモニターのUSBポートから動かします。受信機には5V 1A以上が要るので、モニターのUSBが弱いと別にUSB充電器を足すことになります。ラックに置いた自宅サーバー向けのミニPCがType-Cで映像を出せるなら、送信機側もそのポートから動きます。

買う前に確かめること

よくある質問

キーボードやマウスも一緒に延ばせますか

この記事の8台は映像を延ばす機種で、USBのキーボードやマウスを延ばすことは比較していません。映像とUSBをまとめて延ばすものは「KVMエクステンダー」と呼ばれる別の製品になります。操作が要る理由が、固まったサーバーをBIOSから直したいことなら、家のLANにつないでブラウザから操作するIP-KVMの比較も見ておくと、どちらが合うかを決めやすくなります。

4K120Hzや144Hzのモニターに出せますか

4K120Hzを公式に名乗るのは、32Gbpsの帯域を持つVGA-EXHDCだけで、そのときの距離は30mです。ほかの7台は公式仕様の上限が4K60Hzです。フルHDの144Hzのような高いリフレッシュレートはこの記事では比べていないので、ゲーム用に延ばすなら各社の仕様ページで対応を確かめてください。

送信機と受信機の間のLANケーブルは、途中で継いでもいいですか

公式の延長距離は、AV Access 4KEX70L-H2の製品ページでは「single Cat 6/6A/7 cable」、ATEN VE811の製品ページでは「1本のCat 6/6aケーブル」でつないだときの値として書かれています。中継コネクタや壁の差込口で継いだときの距離はどちらにも書かれていないので、継ぐ場合は公式の上限ぎりぎりの長さで組まず、余裕を残しておくのが無難です。

HDMIケーブルは何を使えばいいですか

HDMI Licensing AdministratorのHDMI Cablesによると、4K60Hzに対応するのは18Gbpsまで認証されたPremium High Speed HDMI Cableで、4K120Hzには48GbpsのUltra High Speed HDMI Cableが対応します。送信機と受信機の前後の短いケーブルが10.2GbpsのHigh Speedだと、エクステンダーが4:4:4に対応していても、そこで4K60Hzが通らなくなります。ラトックは公式に、3m以内のPremium HDMIケーブルを使うよう指定しています。

まとめ:判断の順番

値段の順に見ていくと、いちばん高い1台の4K60Hzの距離が1万円台と同じで、4万円台の業務用機は色を間引くという逆転に当たります。次の順に決めると絞れます。

  1. 配線の道のりで距離を測る。比べるのは箱の最大距離ではなく、4K60Hzの距離です
  2. 途中にハブが無いかを確かめる。ハブやルーターを通す配線では、この8台はどれも映りません
  3. 手元のケーブルの種類を見る。Cat5eなら100mまで届くのはラトックだけです
  4. 色付きの文字を読むなら4:4:4を選ぶ。VE811は4K60Hzで4:2:0になります
  5. 受信機側にコンセントがあるかで給電を決める。無ければPoCの5台か、USBで動くVGA-EXHDCに絞ります

なお、この記事の距離・色形式・給電は各社の公式製品ページとデータシートに載っている値です。8台を集めて実際のケーブルで距離や文字のにじみを測ったものではありません。参考価格は掲載時点のもので、楽天で同じ型番が見つからないか価格が大きく離れていた3台(4KEX70L-H2・ST121HD20V・VE811)は楽天のリンクを載せていません。

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