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消して、元に戻す
移動ができるようになったら、次は消す操作です。1文字消す x、1行消す dd、そして消しすぎたときに戻す u。この3つが分かれば、もう怖がらずに触れます。最後に dd と p を組み合わせた行の入れ替えまでやります。
レッスン 5 / 17
dd は削除ではなく切り取り
Vimの削除系の操作は、消した内容をレジスタと呼ばれる置き場に必ず残します。つまり dd は他のエディタで言う Ctrl-X(切り取り)に近く、直後に p を押せばそのまま貼り付けられます。
「消す」と「移動する」が別の操作ではなく、dd と p の組み合わせで行の入れ替えになるのはこのためです。行を上下に動かしたいときの定番として指に入れておくと便利です。
u で戻れるから思い切って触れる
u は直前の変更を1つ取り消します。押すたびに1つずつ遡れるので、操作を間違えたときは連打すれば元の状態まで戻れます。戻しすぎたときは Ctrl-r でやり直しです。
覚えたてのうちは「変なキーを押して壊すのが怖い」と感じますが、u があるので実際には壊れません。分からないキーを押してみて、想定と違ったら u、というのが一番早い覚え方です。
d は単独では動かない
d を1回押しても何も起こらず、画面の右下に d とだけ表示されます。これはVimが「どこまで消すか」の指定を待っている状態です。もう一度 d を押せば「1行」の意味になり dd として成立します。
ここに前のレッスンで覚えた移動のキーを渡せるのがVimの面白いところで、dw なら単語1つ分、d$ なら行末までが消えます。この組み合わせは次のレッスンで扱います。
このレッスンで扱うキー
| キー | 動き |
|---|---|
| x | カーソル位置の1文字を削除 |
| dd | カーソル行を1行削除 |
| u | 直前の変更を取り消す |
| p | 消した内容を下に貼り付け |