nvim-qtの起動オプションまとめ(最大化・フルスクリーン・ウインドウサイズ・設定ファイル指定)
Windows版NeovimのGUIクライアント「nvim-qt」は、init.vim側の設定とは別に、起動時のコマンドライン引数でウインドウの見た目や読み込む設定ファイルを制御できる。よく使う起動オプションを1か所にまとめておく。
ウインドウを最大化して起動する(--maximized)
nvim-qt.exe --maximized
タイトルバーが付いた状態で、画面いっぱいにウインドウを最大化して起動する。ショートカットの「実行時の大きさ」設定で最大化を指定した場合と近い見た目になる。
フルスクリーンで起動する(--fullscreen)
nvim-qt.exe --fullscreen
タイトルバーもタスクバーも隠れ、完全なフルスクリーン状態で起動する。集中して編集作業をしたいときに使うと効果的。頻繁に使うなら、このコマンドをショートカットとして登録しておくと呼び出しやすい。
ウインドウサイズを指定して起動する(--qwindowgeometry)
nvim-qt.exe --qwindowgeometry {横px}x{縦px}
例えば横640px・縦320pxの小さめのウインドウで起動したい場合はこう指定する。
nvim-qt.exe --qwindowgeometry 640x320
複数の作業ウインドウを画面上に並べて配置したいときなど、決まったサイズで毎回起動したい場合に便利。init.vim側の設定ではウインドウサイズを直接指定する方法がないため、この起動オプションを使うことになる。
任意の設定ファイルを指定して起動する(-u)
nvim-qt.exe -- -u {設定ファイルのパス}
--の後に-uを続ける点に注意したい。-uだけを渡すとエラーになる。例えば、ホームフォルダ直下に置いた設定ファイルを読み込む場合はこうなる。
nvim-qt.exe -- -u %USERPROFILE%\init.vim
指定する設定ファイルは.vim拡張子である必要はなく、vimscriptが書かれたファイルであれば何でも読み込める。特定ファイルを開くのと同時に設定ファイルも指定したい場合は次のようになる。
nvim-qt.exe {開きたいファイル} -- -u {設定ファイルのパス}
用途の1つがUSBメモリでのポータブル運用で、持ち運んだ設定ファイルを明示的に指定して起動するのに使える。
--maximized/--fullscreen/--qwindowgeometryはウインドウの見た目、-- -uは読み込む設定ファイルを制御する。組み合わせて使うことも可能。
オプションを組み合わせる
これらのオプションは同時に指定できる。例えば、決まった設定ファイルを読み込みつつ最大化で起動したい場合はこうなる。
nvim-qt.exe --maximized -- -u %USERPROFILE%\work\init.vim
用途別に複数のショートカットを作っておけば、作業内容に応じてワンクリックで切り替えられる。
検証用と本番用で設定ファイルを分けており、-- -uで読み込む設定を切り替えるショートカットを2つ用意している。フルスクリーン起動と組み合わせておくと、作業を始める前の準備動作がなくなって地味に集中しやすい。
まとめ
nvim-qtの起動オプションを使えば、ウインドウの表示状態と読み込む設定ファイルを起動コマンド側でまとめて制御できる。用途ごとにショートカットを作っておくと、毎回の起動作業を省略できる。