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netrw上部のバナーを非表示にする(Iキー / g:netrw_banner)

2019-12-25 公開 ・ 更新: 2026-08-05

netrwを開くと、一覧の上に現在のディレクトリやソート順などを説明するバナーが表示されます。最初は案内として役立ちますが、操作に慣れてくると画面を圧迫するだけの表示に感じてきます。

目次(5項目)

その場で表示/非表示を切り替える

I

netrwのファイル一覧上でI(大文字)を押すだけで、バナーの表示・非表示が切り替わります。一時的に確認したいときだけ表示して、普段は消しておく、という運用ができます。

デフォルトで非表示にする

let g:netrw_banner = 0

設定ファイルにこの1行を書いておけば、netrwを開いた時点からバナーが表示されなくなります。逆に常に表示したい場合は1を指定します(1がデフォルト値)。

この設定はletで書く変数であって、setで扱うオプションではない点に注意してください。set g:netrw_banner=0のように書いてしまうと反映されないので、必ずletを使います。

バナーが表示している情報

バナーには次の情報が表示されます。

操作に慣れないうちは、自分が今どんな並び順で見ているのかを見失いがちなので、慣れるまでは表示させたままのほうが安心して使えます。ある程度操作が身についてから非表示に切り替える、という順番でも遅くはありません。

バナーを消すとファイル一覧の行番号がずれる

バナーはディレクトリ情報などを表示する分の行数を占有しているため、非表示にすると一覧の先頭行が上に詰まります。マクロやnormalコマンドで特定の行番号を前提にした操作を組んでいる場合、バナーの表示・非表示によって挙動がずれることがあります。自動化を組む前提でnetrwを使うなら、バナーの状態を固定しておいたほうが事故を避けられます。

要点:一時的に消したいならI、恒常的に消したいならlet g:netrw_banner = 0。マクロなど行番号に依存する処理を組むときは、バナー表示の状態を固定しておくと安全です。
使ってみて

操作に慣れてからはバナーの情報をほとんど見なくなっていたので、g:netrw_banner=0を設定ファイルに入れてからは一覧がすっきりして見やすくなりました。ただしその状態でtree表示のマクロを試したとき、以前作っていた行番号前提のマクロが1行分ずれて動かなくなり、バナーの有無が地味に影響することを実感しました。それ以来、行番号に依存するマクロを組むときはバナーの状態を先に確認するようにしていて、無用なデバッグ時間を減らせていて、些細な設定でも意外なところに影響することを学んだ一件でした。

まとめ

バナーの表示・非表示はIキーとその場で切り替えられ、デフォルト値はg:netrw_bannerで固定できます。単体では小さな設定ですが、マクロや自動化と組み合わせるときは想定外の影響が出ることもあるので注意が必要です。表示形式の切り替え全般はファイル一覧表示の記事もあわせて参照してください。バナーを消すとブックマーク一覧も画面から消えるので、ブックマークを番号で呼び出している場合はqbで確認してください。

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