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gVimのメニュー・ツールバー・スクロールバーを消す(guioptions)

2020-01-26 公開 ・ 更新: 2026-08-05

gVimを開くと、上部にメニューバー、ツールバー、横にスクロールバーとGUIパーツがずらりと並びます。マウス操作前提の要素ばかりで、キーボード中心の操作をするなら画面を圧迫するだけに感じます。guioptionsオプションでまとめて消せます。

この設定はgVimやneovim-qtなどGUI版でのみ意味を持ちます。ターミナル上のVim/Neovimでは表示する仕組み自体が無いため、設定しても何も変わりません。
目次(7項目)

主なフラグ一覧

フラグ対象
mメニューバー
Tツールバー
r右スクロールバー(常時)
R右スクロールバー(垂直分割時のみ)
l左スクロールバー(常時)
L左スクロールバー(垂直分割時のみ)
b下(水平)スクロールバー

個別に切り替える

:set guioptions+=m   " メニューバーを表示
:set guioptions-=m   " メニューバーを非表示

+=で追加、-=で削除します。フラグは複数まとめて指定することもできます。

:set guioptions-=mTrlb   " 主要なGUIパーツを一括で非表示

キーボード中心の運用ならまとめて消してよい

マウスを使わない運用にするなら、メニュー・ツールバー・スクロールバーは基本的に不要になります。設定ファイルに次のように書いておくと、起動時から最小限の見た目で使えます。

set guioptions-=m
set guioptions-=T
set guioptions-=r
set guioptions-=l
set guioptions-=b

デフォルト値はOSによって異なる

guioptionsのデフォルト値はOSやビルド環境によって違います。Windows環境ではegmrLtTのように多くのパーツが最初から有効になっていることが多く、GTK版など環境によっても初期値は変わります。今の値を確認したいときは:set guioptions?で見てから、必要な分だけ足し引きすると便利です。

常に表示か、分割時だけ表示か

スクロールバーの大文字フラグ(R/L)は「ウィンドウを垂直分割しているときだけ表示する」という条件付きの指定になります。

したいこと使うフラグ
常に非表示にしたい小文字(r / l
垂直分割時だけ目印として表示したい大文字(R / L
要点:マウスを使わない運用ならguioptions-=mTrlbで主要なパーツを一括で消せます。フラグは複数まとめて指定できるので、個別に何度も打つ必要はありません。
使ってみて

gVimを使い始めた頃はメニューバーに頼っていましたが、キーボード操作に慣れてからは完全に不要になりました。思い切って全部消してみると、画面が広く使えるようになり、見た目もすっきりして満足度が高くなりました。同僚にgVimの画面を見せたとき、装飾が何もない状態に驚かれたこともあります。

まとめ

guioptionsはGUIパーツの表示を細かく制御できるオプションです。キーボード中心の運用に慣れたら、思い切って主要なパーツを消してしまうと快適になります。なおguioptionsはGUI版だけの設定なので、端末で動かすVimでは指定しても何も起きません。

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