この記事では、Windows 10 で neovim の設定ファイルを配置する場所と設定をご紹介します。
目次
[解答] %LOCALAPPDATA% または %XDG_CONFIG_HOME%
配置場所1. %LOCALAPPDATA%\nvim
基本的には、環境変数「LOCALAPPDATA」配下の nvim フォルダに配置します。フルパスだとこちらになります。
C:\Users\{ユーザー名}\AppData\Local\nvim
こちらに init.vim や ginit.vim を配置して読み込ませます。
neovim 上で環境変数「MYVIMRC」を表示すると、フルパスを確認することができます。
↓
配置場所2. %XDG_CONFIG_HOME%\nvim
環境変数「XDG_CONFIG_HOME」を設定することで、設定ファイルのパスを変更することがあ可能になります。
%XDG_CONFIG_HOME%\nvim
設定画面はこんな感じです。今回はホームフォルダの .cache フォルダを指定しています。
そうすると、 neovim 上で環境変数「MYVIMRC」を表示すると、設定したフルパスに変更されています。
指定した 環境変数「MYVIMRC」 配下の nvim フォルダの設定ファイルを全て読み込みます。
基本的には、 環境変数「XDG_CONFIG_HOME」でホームフォルダ配下の .cache フォルダや .config フォルダを指定することが多いようです。
このneovimコマンドの補足情報
- 利用頻度
- 便利さ
- 覚え易さ
関連するneovimヘルプ
neovimからは、下記のコマンドでヘルプを確認できます。
:help XDG_CONFIG_HOME
ヘルプで検索するときは、通常は大文字小文字は識別されませんので、どちらでも構いません。
参考書籍
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