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Neovimの設定を1から書かず始める方法(kickstart.nvim/LazyVim)

2019-08-22 公開 ・ 更新: 2026-08-06

真っさらなinit.luaから設定を書き始めようとして、何を書けばいいのか分からず手が止まった経験があります。今から始めるなら、コミュニティで育てられた土台を使ったほうが早いです。

目次(6項目)

フォークして育てる:kickstart.nvim

kickstart.nvimは、1つのファイルにコメント付きで最小限の設定がまとまったプロジェクトです。インストールしてそのまま使うことは想定されておらず、自分のリポジトリにフォークして、コメントを読みながら少しずつ手を加えていく前提で作られています。設定の仕組みそのものを理解しながら育てたい人に向いています。

すぐ使える完成形:LazyVim

LazyVimはlazy.nvimを土台にした、最初から一通りの機能(LSP・補完・ファイラー・ステータスラインなど)が組み込まれた設定ディストリビューションです。仕組みを理解するより先に、モダンな環境をすぐ使い始めたい人に向いています。プラグインの追加・上書きも設定ファイルを足すだけで柔軟にできます。

どちらを選ぶか

タイプ向いている人
kickstart.nvim設定の仕組みを理解しながら自分で育てたい人
LazyVimすぐに実務で使える環境が欲しい人

迷ったら、まずLazyVimで快適さを体感してから、物足りなさを感じた部分だけkickstart.nvim的なアプローチで自作に置き換えていく、という順番でも構いません。逆に最初から仕組みを理解したい人は、kickstart.nvimを読み解きながら少しずつ拡張していくほうが遠回りに見えて着実です。

Vim(Neovimでない方)を使う場合

この2つが定番になったのは比較的最近です。かつてはvim-plugやdein.vimでプラグイン管理から自分で組む形が一般的でしたが、lazy.nvimの登場以降は設定ディストリビューションを土台にする流れが定着しました。ここで紹介した2つはどちらもNeovim(Lua設定)向けです。無印のVimを使い続けたい場合は、Vim script前提の設定になるため事情が異なります。とはいえ、今から新しく環境を作るなら、LSPやLuaエコシステムが充実しているNeovim側を選ぶ人が年々増えている印象があります。

状況はNeovim 0.12でもう一段変わりました。プラグイン管理がvim.packとして本体に入り、LSPの設定もプラグイン無しで書けるようになったので、ディストリビューションを土台にせず自分で小さく組む選択肢が現実的になっています。テンプレートから入るか、標準機能だけで始めるかを比べてから決めるとよいと思います。

情報を探すなら

個別の設定例やプラグインの組み合わせ方は、GitHubで他の人が公開しているdotfilesリポジトリを検索するのも有効です。「nvim dotfiles」のようなキーワードで検索すると、実際に運用されている設定を多数見つけられます。ただし古い記事やリポジトリはVim scriptベースの設定を前提にしていることが多いので、更新日時を確認し、Lua設定を前提にした比較的新しい情報を参考にすると安心です。

要点:仕組みを理解しながら育てたいならkickstart.nvim、すぐ実務で使いたいならLazyVim。どちらもゼロから書き始めるより挫折しにくいです。
使ってみて

最初はゼロから設定を書こうとして、LSPの設定だけで心が折れかけました。LazyVimを試してから、まず動く環境を手に入れてから少しずつ自分好みに調整していくほうが、結果的に挫折せずに続けられると気づきました。仕組みを理解したくなったのは、快適さに慣れてからでも遅くありませんでした。

まとめ

今からNeovimの設定を始めるなら、ゼロから書くよりkickstart.nvimかLazyVimを土台にするほうが挫折しにくいです。目的が「理解」か「実用」かで選ぶと迷いません。

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