この記事では、AWS環境で「Vimのキーバインドで利用できるエディタ/IDE」について、ご紹介します。
[解答] Cloud9
AWS の「コードを記述、実行、デバッグできるクラウドベースの統合開発環境 (IDE)」である「Cloud9」では、Vim のキーバインドが利用できます。
AWS Cloud9(Cloud IDE でコードを記述、実行、デバッグ)| AWS
AWS Cloud9 は、ブラウザのみでコードを記述、実行、デバッグできるクラウドベースの統合開発環境 (IDE) です。
最近では、東京リージョンでも利用できるようになり、注目を集めています。
筆者の環境では、こんな感じにカスタマイズできて、AWSサービスを利用した開発では重宝しています。
AWSアカウントをお持ちであれば、Cloud9 の利用方法はカンタンです。詳しくは下記をご覧下さい。
開始方法 - AWS Cloud9 | AWS
AWS Cloud9 の使用を開始する。
Cloud9 で Vimのキーバインドを設定する
非常に簡単です。まずは、Cloud9 を開きます。
この画面のうち、メニューの中で下記の順に選びます。
Edit > Keyboard Mode > Vim
こうすることで、簡単に Vim のキーバインドに設定できます。また、キーバインドに加え、Vimコマンドもステータスバーに表示され、利用することが可能です。
このエディタの補足情報
- 利用頻度
- 便利さ
- 覚え易さ
AWSアカウントの有る無しで、その利用頻度は変わってきます。本家Vimには劣りますが、統合開発環境が必要な場合には良いかもしれません。
関連するヘルプ
下記の公式リファレンスが参考になります。
の Windows / Linux Vim キーバインディングリファレンス AWS Cloud9 IDE - AWS Cloud9
の Windows/Linux オペレーティングシステムの Vim キーボードモードキーバインディングのリストを提供します AWS Cloud9 IDE。
の MacOS Vim Keybindings リファレンス AWS Cloud9 IDE - AWS Cloud9
の MacOS オペレーティングシステムの Vim キーボードモードキーバインディングのリストを提供します AWS Cloud9 IDE。
参考書籍
Vim力アップには、こちらの書籍が参考になります。
Vim/neovim関連の書籍で、もっとも評判が良くてバイブルと呼んでる人もいる一冊です。Vim/neovimのバージョンに依存しない沢山のTips形式で、その表題通りに「思考のスピードで編集」できるようになるノウハウが詰まっています。その高い評価は Amazon のレビューからも分かる通りです。Vimmer なら必ず一度は読んでおいて間違いありません。
こちらもVim関連の書籍で評価が高い書籍の一冊です。vim-jpで見かける上級Vimmer(Vimサポーターズ)の皆様による、Vimを実践で使ったノウハウからプラグイン関連の情報が詰まっています。日本の Vim界隈を知る上でも是非一読しておきたい一冊です。
Vim/neovim の設定ファイルやプラグインなど、Vim script に関するノウハウがいくつも詰まった一冊です。日本で Vim Script をここまで深く解説している唯一の書籍と言えます。Vim力を伸ばしたいと考えるなら、絶対に避けては通れない書籍でしょう。