Vim設定

[Vim問題] スクロールバーの表示/非表示を切り替える方法は?

この記事では、Vim / neovim でプラグインを使わずに「スクロールバーの表示/非表示を切り替える」ためのコマンドについて、ご紹介します。

[解答] guioptionsオプションを変更する

スクロールバーの表示/非表示は guioptions オプションで制御することができます。

左右の垂直スクロールバーと水平スクロールバーがあり、それぞれ表示/非表示を制御することができます。

GUI版Vim/neovim、つまり gVim もしくは neovim-qt を利用する場合のみの設定となります。あくまでマウス操作に利用するのが主な目的となりますので、CUIでは表示できませんし、表示する必要もありません。

Vimの垂直スクロールバー(右)

左の垂直スクロールバーの表示/非表示
左の垂直スクロールバーの表示/非表示

表示する

右に垂直スクロールバーを、常に表示するには次のコマンドを実行します。

:set guioptions+=r

垂直分割されたウィンドウがあるときのみ、右スクロールバーを表示するには次のコマンドを実行します。

:set guioptions+=R

非表示にする(消す)

右に垂直スクロールバーを、常に非表示するには次のコマンドを実行します。

:set guioptions-=r

垂直分割されたウィンドウがあるときのみ右スクロールバーを表示する設定について、オフにするには次のコマンドを実行します。

:set guioptions-=R

いずれも表示する場合とは逆に -= を指定するだけです。

Vimの垂直スクロールバー(左)

表示する

左に垂直スクロールバーを、常に表示するには次のコマンドを実行します。

:set guioptions+=l

垂直分割されたウィンドウがあるときのみ、左スクロールバーを表示するには次のコマンドを実行します。

:set guioptions+=L

非表示にする(消す)

左に垂直スクロールバーを、常に非表示するには次のコマンドを実行します。

:set guioptions-=l

垂直分割されたウィンドウがあるときのみ左の垂直スクロールバーを表示する設定について、オフにするには次のコマンドを実行します。

:set guioptions-=l

いずれも表示する場合とは逆に -= を指定するだけです。

Vimの水平スクロールバー

水平スクロールバーの表示/非表示
水平スクロールバーの表示/非表示

表示する

下に水平スクロールバーを、常に表示するには次のコマンドを実行します。

:set guioptions+=b

非表示にする(消す)

下に水平スクロールバーを、常に非表示するには次のコマンドを実行します。

:set guioptions-=r

表示する場合とは逆に -= を指定するだけです。

Vimコマンド2. ウインドウが2個以上のときのみ表示する

:set laststatus=1
ウインドウが2個以上のときのみ表示する
ウインドウが2個以上のときのみ表示する

2個以上のウインドウがあるときのみ、ステータスバーを表示します。ステータスが1個に減るとタブバーが消えます。

Vimコマンド3. ステータスバーを非表示にする(消す)

:set laststatus=0
ステータスバーを非表示にする(消す)
ステータスバーを非表示にする(消す)

ステータスバーを常に非表示にします。

補足

このオプション guioptions でスクロールバーを設定するのは、設定ファイルで予め設定しておくのが通常の利用方法です。

コマンドでわざわざ設定するのは、初期状態の Vim で操作が必要な一時的なサーバなどで作業をするときくらいではないでしょうか。

とはいえ、覚えてくと扱いやすくなりますので、頭の片隅に置いておきましょう。

このVimコマンドの補足情報

  • 利用頻度1.0
  • 便利さ3.0
  • 覚え易さ2.0

関連するVimヘルプ

Vim のヘルプでは下記のように解説されています。

‘guioptions’‘go’       文字列  (既定では “egmrLtT”   (MS-Windows,
                                         “t” は defaults.vim 内で削除される),
                                         “aegimrLtT” (GTK, MotifとAthena),
                                         )
                        グローバル
                        {VimのGUI版でのみ有効}
        このオプションはVimのGUI版でのみ有効である。値は、GUIのどのコンポーネ
        ントとオプションを使用するかを決定する、フラグの列である。
        将来追加されるフラグによる問題を避けるため、コマンド “:set” では “+=”
        と “-=” を使うこと add-option-flags
        使用できるフラグは以下の通りである。
(略)
‘go-r’
          ‘r’   右スクロールバーを常に表示する。
‘go-R’
          ‘R’   垂直分割されたウィンドウがあるときのみ、右スクロールバーを表示する。
‘go-l’
          ‘l’   左スクロールバーを常に表示する。
‘go-L’
          ‘L’   垂直分割されたウィンドウがあるときのみ、左スクロールバーを表示する。
‘go-b’
          ‘b’   下 (水平) スクロールバーを表示する。サイズは表示されている行の
                中で一番長い行によって決まる。またはフラグ’h’が含まれていると
                きはカーソル行によって決まる。

options – Vim日本語ドキュメント

こちらは、Vim上では下記のコマンドでヘルプを確認できます。

:help guioptions
:help go
:help go-r
:help go-R
:help go-l
:help go-L
:help go-b

ヘルプで検索するときは、通常は大文字小文字は識別されませんので、どちらでも構いません。

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管理人
Vim太郎

Vim力アップして、そろそろ上級 Vimmer の仲間入りしたいIT系エンジニアの端くれです。読んでくる訪問者の皆様と一緒に、Vim力を上げていくことができる記事が書ければと考えています。

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