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Neovimのファイラー比較 netrw/nvim-tree/neo-tree/oil.nvim

2019-12-31 公開 ・ 更新: 2026-08-05

ファイラー系プラグインは種類が多く、しかも数年単位で流行が入れ替わります。以前主流だったプラグインが更新を止め、代わりに別のプラグインが定番になる、というサイクルを繰り返しているジャンルなので、今の状況を前提に整理し直します。

目次(5項目)

標準のnetrwという選択肢

プラグインを1つも入れたくないなら、まずは標準搭載のnetrwで十分かを確認する価値があります。ブラウジング・ファイル操作・圧縮解凍・リモート編集まで一通りこなせます。詳しい使い方はnetrw関連の記事にまとめています。ツリー表示やGitステータス表示のような装飾面は弱いので、そこに不満が出てから他のプラグインを検討するくらいで足りることが多いです。

サイドバー型:nvim-tree.lua / neo-tree.nvim

従来型のツリー表示サイドバーを求めるなら、この2つが定番になっています。

プラグイン特徴
nvim-tree.luaシンプルで動作が安定。素直な挙動を求める人向け
neo-tree.nvimファイル/バッファ一覧/git statusなど複数ソースを切替可能。kickstart.nvimで採用

どちらもGitステータスの表示やアイコン表示(別途アイコンフォントの設定が必要)に対応しています。

テキスト編集型:oil.nvim

近年広がってきたのが、ディレクトリの中身を普通のテキストバッファとして表示し、行を編集する感覚でファイル名の変更・削除・作成までこなせるoil.nvimのようなプラグインです。専用のキーバインドを覚える必要が少なく、Vimの通常の編集操作(置換・ヤンク・複数行選択)がそのままファイル操作に使えるのが特徴です。この方式に追随する後発のプラグインも登場してきており、「ツリーを眺める」より「テキストとして操作する」ほうが性に合う人には向いています。

選び方の目安

状況おすすめ
プラグインを増やしたくないnetrw
見た目重視のサイドバーが欲しいnvim-tree.lua / neo-tree.nvim
普段の編集操作でファイル操作もしたいoil.nvim系

迷ったら、まずnetrwで困る場面が実際にあるかを確認してから導入を検討する順番がおすすめです。プラグインを増やすほど設定と保守の負担も増えるため、標準機能で足りているのに導入だけしてしまうケースは意外と多いです。

要点:ファイラー系プラグインは流行り廃りが速いジャンルなので、導入前に本当に必要な機能かを見極めます。標準のnetrwで足りるなら無理に増やす必要はありません。
使ってみて

以前流行っていたツリー型ファイラーから、最近はoil.nvim系に乗り換えました。ツリーを目で追って選ぶより、テキストとして一括リネームや削除ができるほうが、結果的に手数が減ることに気づいたのが決め手でした。とはいえサーバー上の作業ではプラグインを入れないことが多く、結局netrwに戻る場面も変わらず多いです。

まとめ

ファイラー系プラグインは目的によって向き不向きがはっきりしています。サイドバー表示ならnvim-tree.lua/neo-tree.nvim、編集操作の延長で扱いたいならoil.nvim系、そして何も入れたくないならnetrwで十分戦えます。netrwで足りるかどうかを先に見極めたいなら、起動方法マークによるファイル操作のあたりを一度触ってから判断すると外しません。

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