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モバイルバッテリーおすすめ8選 ノートPC対応・出力W・容量で比較

2026-08-22 公開本記事にはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト)を含みます。

モバイルバッテリーの商品名で目立つのは容量(mAh)です。ところがノートPCを充電できるかどうかは容量では決まりません。決めるのは出力のWです。

実際、20000mAhと大きく書いてあるのに出力は45Wという機種があります。この場合、容量が半分の10000mAh・35Wの機種と、ノートPCへの充電速度はほとんど変わりません。ここでは8台を参考価格の順に並べます。

目次(9項目)

容量と出力は連動していません

各社の製品ページに載っている値を並べます。容量の順と出力の順が一致していないところを見てください。

機種参考価格容量最大出力ケーブル内蔵
Anker Nano Power Bank2千円台5000mAh22.5WUSB-C端子が一体
Anker Zolo Power Bank (10K)2千円台10000mAh30WUSB-C内蔵
CIO SMARTCOBY Pro SLIM3千円台10000mAh35Wなし
Anker Zolo Power Bank (20000mAh)5千円台20000mAh45WUSB-C内蔵
UGREEN モバイルバッテリー 100W6千円台20000mAh100Wなし
Anker Power Bank (20000mAh)6千円台20000mAh87WUSB-C内蔵
CIO SMARTCOBY TRIO SS1万円台20000mAh67Wなし
Anker Prime Power Bank1万9千円台20000mAh200Wなし

いちばん効いてくるのが Anker Zolo の20000mAh と UGREEN の20000mAh です。どちらも20000mAhで、価格差は400円ほど。それでも出力は45Wと100Wで2倍以上違います。容量だけを見て選ぶと、ここを取り違えます。

そして Anker Zolo の45Wは、すぐ上にある10000mAh・35Wの CIO とほとんど変わりません。容量を倍にしても、ノートPCへ流れるWは増えないということです。

何WあればノートPCが充電できるか

目安になるのは、そのノートPCに付属している電源アダプタのWです。MacBook Air 13インチには30W、MacBook Pro 14インチには70Wまたは96Wのアダプタが付属します。

ここで注意が要るのは、足りないWでも充電はされるという点です。止まるわけではなく、遅くなります。作業中は消費のほうが大きくなり、つないでいるのに残量が減っていく、という状態になります。使いながら充電したいなら、付属アダプタと同じWを目安にします。

充電器側の考え方も同じで、USB-C充電器のほうは複数ポートに挿したときの分配が問題になります。モバイルバッテリーは分配より先に、本体の最大出力で頭打ちになります。

ケーブルも上限になります

本体が100Wを出せても、ケーブルが60Wまでのものなら60Wで止まります。ケーブル内蔵の機種はこの心配がありませんが、内蔵ケーブルは短いので、机の上では別のケーブルを使うことになります。その場合はケーブル側のWも確認が要ります。

何を充電するかから引き当てる

容量ではなく、つなぐ機器の付属アダプタのWから決めます。

充電するもの必要な出力この記事の該当機
スマホ・イヤホンだけ30W前後Anker Zolo 10000mAh / CIO SMARTCOBY Pro SLIM
MacBook Air30W以上Anker Zolo 20000mAh(45W)
MacBook Pro 14インチ70W以上UGREEN 100W / Anker 87W
ノートPCを2台100W以上Anker Prime 200W

2行目で45Wを選ぶと容量は倍になりますが、3行目には届きません。

おすすめのモバイルバッテリー8選

2千円台:ケーブルも要らない最小構成

独自採点の規則(4項目・各5点)

楽天のレビューは商品によって件数が1件から数百件までばらつき、件数の少ないものは1人の評価で平均が1点以上動きます。楽天側でレビューが消えると数字も黙って変わるので、順位付けには使っていません。代わりに、下の規則でスペックから機械的に点を出しています。記事に載せている表の値をそのまま当てはめているだけなので、読者が検算できます。総合点は4項目の単純平均です。用途によって効く項目が違うので、総合点だけでなく項目ごとの差を見てください。

ノートPCに足りる出力か
最大出力W。45W未満=1 / 65W未満=2 / 100W未満=4 / 100W以上=5。付属アダプタと同じWが目安です
容量
公称容量。15000mAh未満=3 / 15000mAh以上=5
ケーブルを別に持たなくてよいか
USB-Cケーブルが本体に付いているか。内蔵=5 / なし=3
導入しやすさ
参考価格。3千円未満=5 / 5千円未満=4 / 6,500円未満=3 / 1万円未満=2 / それ以上=1

容量・最大出力・ケーブル内蔵の有無は各社の製品ページによります。変換の損失で実際に取り出せる電力は公称値より少なくなりますが、その割合は各社が比べられる数値で出していないので採点に入れていません。重さも6台ぶんが揃わなかったため本文に任せています。

2千円台:スマホ用と割り切る

3千円台:3台まで同時に充電できる

5千円台:容量は倍だが出力は45W

6千円台:400円の差で出力が2倍以上

6千円台:87Wとケーブル内蔵の両立

1万円台:半固体電池で67W

1万9千円台:200Wで数字が見える

飛行機では2個までで、機内では使えません

2026年4月24日から、国土交通省の新しい基準が適用されています。以前とは扱いが変わっているので、出張で持ち歩く人は確認が要ります。

3つ目が以前と大きく違うところです。飛行機の中でスマホやノートPCを充電する用途では、もう使えません。座席に電源が無い便では、機内で充電する手段そのものが無くなったことになります。移動中に作業したいなら、搭乗前に本体を満充電にしておくか、電源のある座席を選ぶことになります。

Whは、mAhに公称電圧の3.6Vを掛けたおおよその値です。20000mAhなら約72Whなので、この記事の8台はすべて160Whに収まります。容量より先に個数のほうが効く形です。

出力Wは大きく書いてありますが、入力Wは書かれていないことがあります

見落とされやすいのが本体を充電するほうの速さです。出力100Wと大きく書かれていても、本体への入力が30Wということがあります。

計算すると差が見えます。20000mAhは約72Whなので、30Wで充電すると理論上でも2.4時間、変換の損失を含めると3時間前後かかります。朝までに充電が終わらない、という形で表面化します。毎日持ち歩くなら、出力より先にここを見ることになります。

使いながら充電できるかは、別に書かれています

本体を充電しながら、同時に他の機器へ給電することをパススルーと呼びます。対応していない機種では、コンセントにつないでいる間は出力が止まります。

机の上に置きっぱなしにして、スマホの充電台のように使いたい場合はここが効きます。対応の有無は製品ページに書かれているので、置き場所を決めてから見ると外しません。

まとめ:判断の順番

容量から入ると外します。次の順に決めると絞れます。

  1. ノートPCを充電するか。しないなら30W前後で足り、容量と軽さだけで選べます
  2. するなら、付属アダプタと同じWを探す。MacBook Airなら30W以上、MacBook Proなら70W以上が目安です
  3. ケーブルを持ちたくないか。内蔵の機種なら1本減りますが、短いので机上では別に用意します
  4. 容量は最後に決める。スマホだけなら10000mAh、ノートPCも充電するなら20000mAhが目安です

なお、この記事の数値は各社の製品ページに載っている値です。8台を実測はしていません。実際に取り出せる電力は変換の損失で公称値より少なくなりますが、その割合は各社が比べられる数値で出していないので採点に入れていません。

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