この記事では、Vimでプラグインを使わずに「上下左右に1文字を移動する」キーについて、ご紹介します。
目次
[解答] Vim では 2.5 種類のキーで移動できる
キーバインド1. ホームポジションで上下左右する
(ノーマルモード もしくは ビジュアルモード で) h → 左 j → 下 k → 上 l → 右
ノーマルモード または ビジュアルモード(C-v もしくは v で起動)で、上記のキーを押します。
キーバインド2. 矢印キーで上下左右する
(全モードで) 左矢印 → 左 下矢印 → 下 上矢印 → 上 右矢印 → 右
全モードで上記のキーを押します。
キーバインド3. 折り返し時に表示単位で上下する
(ノーマルモード もしくは ビジュアルモード で ) gk もしくは g<Up> → 上 gj もしくは g<Down> → 下
ノーマルモード または ビジュアルモード(C-v もしくは v で起動)で、上記のキーを押します。
キーバインド1 と 2 との違いは、一行がウインドウサイズよりも長くて折り返している時が異なります。必ず行単位で上下するか、表示単位(見たままの行)で上下に移動するかということになります。
解説
1~2キーで移動する方法は、4方向では2種類、2方向では1種類ということで2.5種類です。
特に、Vimを利用するならキーバインド1 は必ず覚えるべきです。なぜなら、ホームポジションから手を移動させることなく上下左右に移動できるのは、高速なキー操作の第一歩になります。
なお、数字と組み合わせると指定文字数をイッキに移動できるので、併せて覚えたいところです。
Vimコマンドの補足情報
Vimコマンドの特徴
- 利用頻度
- 便利さ
- 覚え易さ
関連するVimヘルプ
Vimからは、下記のコマンドでヘルプを確認できます。
:help hjkl (移動キー ) :help gk (折り返し時の上) :help gj (折り返し時の下)
関連するヘルプは、下記で確認できます。併せてご覧下さい。
:help 02.3 (カーソル移動全般) :help up-down-motions (上下の移動 全般)
参考書籍
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