この記事では、Vim / neovim でプラグインを使わずに「今開いているウインドウ以外を閉じる」ためのキーバインドやコマンドについて、ご紹介します。
[解答] Ctrl-w o / Ctrl-w Ctrl-o / :only
Vimキーバインド1
(ノーマルモード) Ctrl-w o
Ctrl-w でウインドウ関連のキーバインドを表しますが、これに Only の o を加えると覚えます。
ただ、この場合はCtrlキーを手から外すのが煩わしく感じるので、次のキーバインドを活用したほうが良いでしょう。
Vimキーバインド2
(ノーマルモード) Ctrl-w Ctrl-o
こちらの方がキー操作として覚えやすいかも知れません。
Ctrl キーを押しながら Window の w と Only の o を押すわけです。
Vimコマンド
(ノーマルモード) :only
コマンドでやりたい方はこちらをどうぞ。覚えやすい反面、ちょっと煩わしい…と思いきや短縮形があります。
(ノーマルモード) :on
このVimキーバインドの補足情報
- 利用頻度
- 便利さ
- 覚え易さ
関連するVimヘルプ
Vimのヘルプでは次のように紹介されています。
:on[ly][!]
:{count}on[ly][!]
CTRL-W o CTRL-W_o E445
CTRL-W CTRL-O CTRL-W_CTRL-O :on :only
カレントウィンドウをスクリーン上にある唯一のウィンドウにする。
他の全てのウィンドウは閉じられる。 {count} については :quit
コマンドを参照。‘hidden’ オプションがセットされていれば、閉じられた全てのバッ
ファは隠れ状態(hidden)となる。‘hidden’ オプションがセットされておらず、‘autowrite’ オプショ
windows – Vim日本語ドキュメント
ンがセットされている場合は、編集中のバッファは保存される。さも
なければ、編集中のバッファを表示しているウィンドウは閉じられる
ことはない。ただし[!]が与えられていれば、それらのバッファは隠
れ状態(hidden)となる。しかし、編集中のバッファは決して削除され
ないので、変更は失われない。
こちらは、Vim上から下記のキーバインドでヘルプを確認できます。
:help CTRL-W_o :help CTRL-W_CTRL-O :help :only :help :on
ヘルプで検索するときは、通常は大文字小文字は識別されませんので、どちらでも構いません。
参考書籍
初級Vimmerの皆様には、こちらの書籍が参考になります。
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