この記事では、Vimでプラグインを使わずに「改行コードを変更して保存する」ためのコマンドについて、ご紹介します。
目次
[解答] :set ff=文字コード
Vimコマンド1. Windows形式(CRLF) を指定して保存する
:set fileformat=dos :w
短縮するとこちら。
:set ff=dos :w
Vimコマンド2. UNIX形式 (LF) を指定して保存する
:set fileformat=unix :w
短縮するとこちら。
:set ff=unix :w
Vimコマンド3. Mac形式 (CR) を指定して保存する
:set fileformat=mac :w
短縮するとこちら。
:set ff=mac :w
このコマンドでは、表示しているバッファ(カレントバッファ)のみ改行コードを変更することが可能です。
ポイントは、設定した後に保存を忘れないことです。
setコマンドを実行した直後、見た目には変わらないので保存し忘れてしまうことがあります。
ステータスラインの設定によっては、改行形式を確認できます。

キチンと確認しながら作業を進めたいですね。
このVimコマンドの補足情報
- 利用頻度[star rate=1]
- 便利さ[star rate=3]
- 覚え易さ[star rate=2]
関連するVimヘルプ
Vimからは、下記のコマンドでヘルプを確認できます。
:help fileformat :help ff
ヘルプで検索するときは、通常は大文字小文字は識別されませんので、どちらでも構いません。
参考書籍
こちらの書籍が参考になります。
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