この記事では、Vim / neovim でプラグインを使わずに「開いているファイルの文字コードを確認する」ためのコマンドについて、ご紹介します。
[解答] :set fenc?
Vimコマンド1. 文字コードを確認するコマンド
(ノーマルモード) :set fenc?
こちらのコマンドで、ファイルの文字コードを確認できます。次のような感じです。

よく間違えてしまうのは下記です。
(ノーマルモード) :set enc?

こちらは Vim内部のエンコーディングを表示するコマンドになります。
ただ、いちいち確認コマンドを打つより、下記のようにステータスラインに表示させる方が一般的かも知れません。
Vimコマンド2. ステータスラインに文字コードを表示する
(ノーマルモード) :set statusline=%{&fenc!=''?&fenc:&enc}/%{&ff}
こちらのコマンドで文字コードを確認できます。ついでに、改行コードも一緒に表示するように設定していて、次のような感じになります。

実際には様々な情報をステータスラインに表示したいものです。
そのため、他の情報と組み合わせて、.vimrc や init.vim などで設定しておくのが一般的ですね。
ステータスラインの詳しい説明は下記を参照するのが良いでしょう。
https://vim-jp.org/vimdoc-ja/options.html#’statusline’
このVimコマンドの補足情報
- 利用頻度[star rate=3]
- 便利さ[star rate=3]
- 覚え易さ[star rate=2]
関連するVimヘルプ
Vimからは、下記のコマンドでヘルプを確認できます。
:help enc
ヘルプで検索するときは、通常は大文字小文字は識別されませんので、どちらでも構いません。
参考書籍
こちらの書籍が参考になります。
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