Vim操作方法

[Vim問題]下方・上方へスクロールするキー操作は何種類ある?

アイキャッチ:上方スクロール・下方スクロール
記事内に広告が含まれています。
スポンサードリンク

この記事では、Vimでプラグインを使わずに「下方・上方へスクロールする」キーについて、ご紹介します。

スポンサードリンク

[解答] 上下それぞれお4種類ずつのキーで移動できる

キーバインド1. ウィンドウ 1ページ分を上下にスクロールする

(ノーマルモード もしくは ビジュアルモード で)  
CTRL + b / CTRL + f
(全ルモード で) 
<PageDown> / <PageUp> 
SHIFT + 下矢印キー / SHIFT + 上矢印キー  

ノーマルモード または ビジュアルモード(C-v もしくは v で起動)で、上記のキーを押します。/ の左が下方向にスクロール、/ の右が上方向にスクロールするキー操作です。

ホームポジションを崩すか、複合キーで操作するか、どちらがやりやすいかは慣れですね。

Mac や Windows/Linux で Caps lock 位置に Ctrl キーになるように設定をしていれば、Ctrlキーとの組み合わせがホームポジションを崩さずに済んで便利ですね。

”Ctrl + f” “Ctrl + b” は、Ctrl + “Forward” (前へ) / Ctrl + “Back”(後ろへ) と覚えましょう。

キーバインド2. ウィンドウ 0.5ページ分を上下にスクロールする

(ノーマルモード もしくは ビジュアルモード で) 
CTRL + u / CTRL + d

ノーマルモード または ビジュアルモード(C-v もしくは v で起動)で、上記のキーを押します。 / の左が下方向にスクロール、/ の右が上方向にスクロールするキー操作です。

キーバインド1と比べると、スクロール量が少ないのが特徴です。

”CTRL + u” “CTRL + d” は、CTRL + “Up” (上へ) / Ctrl + “Down”(下へ) と覚えましょう。

解説

通常の移動キーの発展として、利用する機会の多いキー操作です。

初心者脱出の必修事項となりますので、必ず覚えましょう。

このVimキーバインドの補足情報

Vimキーバインドの特徴

  • 利用頻度5.0
  • 便利さ5.0
  • 覚え易さ5.0

関連するVimヘルプ

Vimからは、下記のコマンドでヘルプを確認できます。

:help CTRL-f  
:help CTRL-d 
:help CTRL-b
:help CTRL-u
:help <S-Down>
:help <S-UP>
:help <PageDown>
:help g<Home>

関連するヘルプは、下記で確認できます。併せてご覧下さい。

:help scroll-down (下方スクロール) 
:help scroll-up  (上方スクロール) 

参考書籍

こちらの書籍が参考になります。


Vim/neovim関連の書籍で、もっとも評判が良くてバイブルと呼んでる人もいる一冊です。Vim/neovimのバージョンに依存しない沢山のTips形式で、その表題通りに「思考のスピードで編集」できるようになるノウハウが詰まっています。その高い評価は Amazon のレビューからも分かる通りです。Vimmer なら必ず一度は読んでおいて間違いありません。


こちらもVim関連の書籍で評価が高い書籍の一冊です。vim-jpで見かける上級Vimmer(Vimサポーターズ)の皆様による、Vimを実践で使ったノウハウからプラグイン関連の情報が詰まっています。日本の Vim界隈を知る上でも是非一読しておきたい一冊です。

Vim/neovim の設定ファイルやプラグインなど、Vim script に関するノウハウがいくつも詰まった一冊です。日本で Vim Script をここまで深く解説している唯一の書籍と言えます。Vim力を伸ばしたいと考えるなら、絶対に避けては通れない書籍でしょう。

プロフィール
管理人
Vim太郎

Vim力アップして、そろそろ上級 Vimmer の仲間入りしたいIT系エンジニアの端くれです。読んでくる訪問者の皆様と一緒に、Vim力を上げていくことができる記事が書ければと考えています。

\フォローする/
スポンサードリンク
関連記事