Vim操作方法

[Vim問題] カーソルを入力した1文字へ移動させるキーバインドとは?

カーソルを入力した1文字へ移動させるキーバインド
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この記事では、Vim / neovim でプラグインを使わずに「カーソルを入力した1文字へ移動させる方法」ためのキーバインドについて、ご紹介します。

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[解答] f または F

Vimキーバインド1. 次(右)に現れる文字へ移動する

(ノーマルモード)
f{文字}

移動したい文字が同じ行に複数個ある場合は、繰り返す、もしくはカーソルから移動したい文字の位置を入力する方法もあります。

(ノーマルモード)
{数字}f{文字}

どちらが早いかはそれぞれの考え方次第ですが、繰り返す方が直感的という人が多いようです。

Vimでモーション(find)を数回して進む例
Vimでモーション(find)を数回して進む例

Vimキーバインド2. 前(左)に現れる文字へ移動する

(ノーマルモード)
F{文字}

こちらも移動したい文字が同じ行に複数個ある場合は、繰り返す、もしくはカーソルから移動したい文字の位置を入力する方法もあります。

(ノーマルモード)
{数字}F{文字}
Vimでモーション(find)を数回して戻る例
Vimでモーション(find)を数回して戻る例

解説

Vim / neovim における移動(モーション)のうち、基礎の基礎です。

しかしながら、このキーバインドが使えるか使えないかでは、移動時間に雲泥の差が出ます。

とっさにで使えるようになるまで、ひたすら練習することをお奨めします。

なお、f / FFind の頭文字と覚えると良いですね。

このVimコマンドの補足情報

  • 利用頻度5.0
  • 便利さ5.0
  • 覚え易さ5.0

関連するVimヘルプ

Vimのヘルプでは次のように記載されています。

f
f{char} 右に向かって [count] 番目に現れる {char} に移動し、
カーソルがその {char} 上に置かれます inclusive
{char} はダイグラフ digraph-arg でも構いません。
‘encoding’ が Unicode にセットされているときは、
composing character が使えます。utf-8-char-arg を参照。
:lmap マッピングが {char} に適用されます。挿入モード
時の CTRL-^ コマンドでこれの on/off を切り替えられます i_CTRL-^

F
F{char} 左に向かって [count] 番目に現れる {char} に移動し、
カーソルがその {char} 上に置かれます exclusive
{char} は f コマンドと同様に入力できます。

こちらは、下記のコマンドでVimからもヘルプを確認できます。

:help f
:help F
:help motion.txt

ヘルプで検索するときは、通常は大文字小文字は識別されませんので、どちらでも構いません。

参考書籍

こちらの書籍が参考になります。


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Vim太郎

Vim力アップして、そろそろ上級 Vimmer の仲間入りしたいIT系エンジニアの端くれです。読んでくる訪問者の皆様と一緒に、Vim力を上げていくことができる記事が書ければと考えています。

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