[Vim問題] “無題”バッファにファイルタイプ/ハイライトを適用する方法は?

"無題"バッファにファイルタイプ/ハイライトを適用する方法は?

この記事では、Vim / neovim でプラグインを使わずにバッファへ「ファイルタイプ/ハイライトを適用する」ためのコマンドについて、ご紹介します。

[解答] :set filetype={ファイルタイプ}

ファイルタイプを設定する

(ノーマルモード)
:set filetype={ファイルタイプ} 
:set ft={ファイルタイプ}

このコマンドを実際に実行すると、次のようになります。

:set filetype=markdown
ファイルタイプをMarkdownに設定する
ファイルタイプをMarkdownに設定する

解説

通常ファイルタイプは、自動で設定されます。しかし、今回のコマンドを活用するのは次の時です。

  • 保存前の “無題”バッファでハイライトさせたい
  • 自動設定されたファイルタイプが誤っている

特に前者は、意外にありがちです。

ぜひとっさに出てくるように覚えておきましょう。

このVimコマンドの補足情報

  • 利用頻度[star rate=2]
  • 便利さ[star rate=3]
  • 覚え易さ[star rate=3]

関連するVimヘルプ

Vim のヘルプでは下記のように解説されています。

ファイル形式を自動的に検出できなかった場合や、間違った形式になってしまった場合
には、‘filetype’ オプションを手動で設定するか、ファイルにモード行(modeline)を
追加する選択肢がある。例として、IDLファイルに設定するにはこのコマンドを使うか:

        :set filetype=idl

このmodelineをファイルに追加する:
        /* vim: set filetype=idl : */

こちらは、Vim上では下記のコマンドでヘルプを確認できます。

:help filetype
:help :filetype
:help :filet

ヘルプで検索するときは、通常は大文字小文字は識別されませんので、どちらでも構いません。

参考書籍

Vim力を上げるためには、こちらの書籍が参考になります。

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この記事を書いた人

Vim力アップして、そろそろ上級 Vimmer の仲間入りしたいIT系エンジニアの端くれです。読んでくる訪問者の皆様と一緒に、Vim力を上げていくことができる記事が書ければと考えています。