この記事では、Vim / neovim でプラグインを使わずに「文字コードを変更してファイルを開き直すコマンド」ためのコマンドについて、ご紹介します。
目次
[解答] :e ++enc=文字コード
Vimコマンド1. Windows の文字コードでファイルを開き直す
（ノーマルモード） :e ++enc=cp932
vimは標準で文字コードの自動判別ができますが、そちらで上手く認識できなかった場合に手動で指定してファイルを開き直すことができます。
例えば、cp932/Shift-JIS のファイルを utf-8 として認識して開いてしまうことはよくあります。そんな場合に実行すると、次のように適切な文字コードで表示できます。
他の文字コードについても、以下のように手動で指定することができます。
Vimコマンド2. Shift JISでファイルを開き直す
（ノーマルモード） :e ++enc=shift_jis
Vimコマンド3. UTF-8でファイルを開き直す
（ノーマルモード） :e ++enc=utf-8
Vimコマンド4. EUC-JPでファイルを開き直す
（ノーマルモード） :e ++enc=euc-jp
Vimコマンド5. JISでファイルを開き直す
（ノーマルモード） :e ++enc=iso-2022-jp
このVimコマンドの補足情報
- 利用頻度[star rate=3]
- 便利さ[star rate=2]
- 覚え易さ[star rate=2]
関連するVimヘルプ
Vimからは、下記のコマンドでヘルプを確認できます。
:help ++enc :help fileencoding
ヘルプで検索するときは、通常は大文字小文字は識別されませんので、どちらでも構いません。
参考書籍
こちらの書籍が参考になります。
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